今人気の商品ですね!特に若い女性に人気の商品ですね。

こんなにコンパクトなのに、グランドピアノのタッチ感が味わえるという商品です!

 

地元の電気量販店に仕事の帰りに寄ってみたら、「Privia PX-S1000」が置いてあったので、弾いて来ました。

今、Stay Homeの時期で、自宅での余った時間を利用して、ピアノでも練習してみようか?っていう人が多いらしくて、電子ピアノがとても売れているそうです。
なので、私もそんな人のためにレビューを書かせて頂きますね。

まず、思っていたより高級感があって、シンプルで美しいです。

サイズは、88鍵でフルサイズなので、横幅は他の電子ピアノと同じですが、奥行きがとても短いので、どこにでも置けそうなサイズです。

そして、ボディーが本物のピアノのように光沢があって、高級感があります。

手で触ると指紋が付いてしまいそうなくらいピカピカです。

そして、ボタンがないので、フルフラットです。操作は光っているところを触るだけのタッチパネルです。この辺もとってもオシャレ!

ボリュームの部分もオシャレなデザインで、操作がしやすいです。



色が「レッド」「ブラック」「ホワイト」の3色から選べるところも嬉しいですね。


 

従来品と比べて、奥行きが61mm短くて、高さも39mmも薄いので、どこにでも置けるサイズです。ここが、この電子ピアノのすごいところですね!

今まで、スペースの関係で、どうしても置けなかった部屋でも「何とか置けそう!」って人も多いと思います。

実家にはピアノがあるんだけど、今のワンルームには置けないのでずっと弾けなかったって人や、欲しかったんだけど、大きさに抵抗があったって人には持って来いの機種ですね。

 

私がすごいと思ったのが2つ


ひとつは、「象牙調・黒檀調鍵盤」になっていること。
 

コンパクトピアノの鍵盤は、もう少し安いグレードのツルツルの鍵盤が多いのですが、こちらは上級機種にも使われている「象牙調・黒檀調鍵盤」が使ってあります。
 

これは、鍵盤の表面の材質なんですが、これが使ってあるのとないのとでは、弾き心地が全然違います。

グランドピアノに近いタッチ感で、ツルツルの鍵盤に比べると、鍵盤のグレードが2つくらい上がったような弾き心地です。

 

もうひとつは、音源が「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源」というものを使ってあるのですが、この音源がとってもいい音です。

実は、私もカシオのステージ用の電子ピアノを持っていまして、同じ「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源」なんですが、この音が素晴らしいです。

 

ステージ用なので、本体には小さいスピーカーしか付いていないので普通に弾いたら音の良さがあまり分かりにくいのですが、ヘッドホンで音を聞くと、自分がコンサートホールでスタインウェイのグランドピアノを弾いているんじゃないか?って思うくらいいい音です。ホント素晴らしいですよ。

この音源、カシオは上級機種に搭載している音源なんですが、高級機でない機種にも惜しみなく搭載するところがカシオのすごさですね。

 

実際弾いてみた感想ですが・・・
 

思っていたより随分弾きやすかったです。
奥行きが狭いので、鍵盤の長さも短いわけで、・・・(と言っても表に見えている鍵盤の長さはグランドピアノと同じです。)見えない部分の長さがとても短いので、弾きにくいのでは?って思っていましたが、違和感なく弾けました。

長さが随分短いので、さすがにサイズが大きい電子ピアノほどではないですが、普通に弾くには違和感なく弾けます。というか、この短い鍵盤で、このタッチ感を作り出せたカシオさんはすごいと思いました。お見事です!




譜面立ても付いているんですが、中々ネットでは写真がなくて、やっと見つけました。
とてもオシャレな譜面立てになっているようです。

(お店の商品には付いていなかったので、確認できませんでした。)

 

もうひとつ、お伝えしたかったのが・・・

この商品、Bluetooth接続が出来るので、Bluetoothスピーカーとして使えるんです。
また、音楽を流しながら、それに合わせて演奏することも出来ます。

なので、Bluetoothスピーカーが無くても、部屋でスマホからの音楽が聴けるようになるんですね。

もし、Bluetoothスピーカーを買おうか?電子ピアノを買おうか?って悩んでいる人は、この商品を買えば、両方楽しめるってことですね!(笑)

 

 

他にも、内臓曲が60曲ありますので、自動演奏で楽しむことが出来ます。
60曲は嬉しいですね!(^ ^)

音色も全18色。グランドピアノが3色、その他チェンバロ・JAZZピアノ・ビブラフォン・オルガン・ストリングスなどいろんな音が出せます。

また、音を重ねて、2つの楽器を同時に出したりすることも出来ます。

タッチパネルでの操作が難しい人のために、USBケーブル(別売)を繋いで、スマホやタブフレットからも操作が出来ます。

 

 

このPX-S1000、単にコンパクトになっただけではなく、ピアノを実生活に持ち込めたピアノと言っていいんじゃないでしょうか?




★ 楽天 ★

☆Amazon ☆

 

ペダルは付属していますが、ヘッドホンは付いていません。
夜でも思う存分弾いたり、昼間でも周りを気にすることなく弾くために、ヘッドホンは必需品ですね。

 

Roland RH-A30

Roland RH-A30 私のレビュー

ヘッドホンだけでも高級品を、という方にはこちらがおすすめです。


------------------------
動画がありましたので、貼り付けておきます。

イメージビデオ

特徴紹介

 

演奏しながら機能を紹介しているビデオです。
bluetoothでスマホからの音も確認出来ます。

--------------------------------------

 

感想です。

正直、思っていたより随分クオリティが高かったです。
鍵盤のタッチも想像以上に良かったです。
 

本体から出る音も思っていたよりクオリティが高くて、このサイズにしては十分ではないでしょうか?私のものも同じ音源の電子ピアノですが、私のものより音はいいですね。(笑)

Privia PX-S1000については、開発陣の意地とか情熱を感じました。
ホント、凄い技術の搭載です。お見事です!

これだけコンパクトなボディの中で、バランスの取れた美しいデザインとクオリティの高さ、これは、かなりしっかりしたコンセプトがあって、その元で開発されたのだと思います。

 

私10年くらい前から電子ピアノのレビューを書いているんですが、カシオは当時は後発メーカーということで評判は低かったのですが、新製品を出すごとに、もの凄い進化をしているので、いつかは他のメーカーはカシオに追い抜かれるのではないか?ってずっと思っていました。

このPX-S1000、スタイリッシュピアノの新しいカタチ。
そういう意味では、クオリティも含めて、カシオがアドバンテージを取ったって言っていいんじゃないでしょうか?
 

ご購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

--------------------------------------

 

カシオ Privia PX-S1000