普段、私のブログをチェックしてくださっている皆様、いつもありがとうございます。
この度、読者さんとリアルで初めてお会いする機会がありましたので、お礼の意味も込めて、こちらに記録を残しておこうと思います。
オフ会をしないブロガー
最近は色々と多忙なこともあり、幾つか管理しているブログの更新頻度は一気に落ちてしまいましたが、一応私はまだブロガーです。
ちなみに、私が初めて書いた記事はこちらで、あの日から3年半の月日が経ちました。
なお、当ブログの最初の記事はこちらです。約2年10か月前の記事ですね。
毎日のようにゴリゴリ更新していくタイプのブログ運営をしてきたわけではありませんから総記事数は大したことないのですが、それでも総アクセス数はだいぶ前に100万を超えていますから、一応「ブロガー」を名乗ってもまあ許される程度には読んでいただけたのかなと勝手に思っています。
私は他のブロガーさんたちのブログもよくチェックしていますから皆さんがどんな運営をされているのかはそれなりに見てきたつもりなのですが、やはり「中の人」も人間ですから、ブロガー活動を続けていれば次第に読者さんとの「繋がり」ができてくるのも普通です。そうなれば、「オフ会でもやりましょうか!」なんて流れになるケースも決して珍しくはないわけで、ブログをきっかけにリアルでの交流を楽しまれている方たちもたくさんいます。
実は私に対しても、「会ってみたい」とおっしゃってくれる方はそれなりの数いたのですが、毎回仮病を使ったり適当に誤魔化したりといった雑な方法で避けてきました。理由はシンプルで、私は他者の批判記事も平気で書きますし、政治や宗教、マルチ商法、LGBT等のデリケートな問題に関しての記事も書いているため、敵意を持った方が接触してくる可能性も否定できなかったからです。要は、私はホワイトなブロガーではなく、もうだいぶ汚れてしまっているわけです。更に言えば、一旦汚れてしまうとその汚れを落とすことは非常に難しいのです。ネット上での発言は削除が極めて難しいというか、実質的に不可能だからです。
10分間だけのオフ会
そんな中、数日前にTwitterの某フォロワーさんから連絡をいただきました。なんでも、「北京に行くのでお茶でも、、、」とのこと。先日こんな記事を書いたばかりだったので正直驚きました。
そのフォロワーさんは私のブログを普段チェックしてくれていて、しばしば感想をくださっていました。ですからもちろんこちらとしては大歓迎。北京市の中心部で待ち合わせて会うことになりました。
ところが、どうやらその方は運悪く体調を崩されてしまったようで、当初予定していた北京観光も難しい状況とのこと。大丈夫なのかな、、、と心配しつつ待ち合わせ場所に行くと、それらしき華奢な若い女性が、、、
どうやら体がしんどい中、「お土産だけでも渡さなきゃ、、、」と無理をして待ち合わせ場所まで来てくださったようで、嬉しい気持ちと同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
かなり体調が悪いのだなというのが自ずと伝わってくるような状態でしたから、実際にお話ができたのは10分程度だったかと思いますが、私への気遣いに感動しました。
私には人から優しくされるという経験がほとんどないので、こういうシーンに出くわすとどういう反応をしていいのかよくわからなくなってしまいます。私みたいな得体の知れないおじさんに親切にしたり、お土産を用意して体調の悪い中渡しに行ったところで当人には何の得にもならないのに、、、って。
もしかしたら世の中には、敵やヘイターばかりではないのかもしれません。
少し変わるかも
これまで匿名であることをいいことに、私は好き勝手ブログ上で書き殴ってきました。
伝えたい主張があって一生懸命悩みながら書くこともありましたが、嫌いな物事をボロクソに批判したり否定したりすることで自分の心のバランスを保とうとすることもありました。
ただ、今後はもうちょっと穏やかにならなきゃなと、、、何だか反省しました。
こういういかにも真面目そうな若い女の子に、私はあんなものを読ませていたのだなと。あんなツイートを投げていたのだなと、、、
尖った発言をする人というのはたまに格好良く見える時があるわけですが、私は基本的に「パフォーマンス」というのが嫌いですから、心の底から対象を憎んでそれをぶつけることがあります。でももう、そういうのは止めなきゃなと今回思ったのです。シャープな批判はクールですが、ガチなヘイトは凶器ですから。
私はずっと思い込んでいたんです。私に会いに来るような女性は、趣味の悪いちょっとズレた感じの人に違いないと。
それが実際には全然違いました。大人しそうで、真面目そうで、どこにでもいそうなごく普通の若い女の子、と思いきや、中身は複数の外国語を操る才女。
人生って本当に不思議なものですね。
たった10分間の素敵なオフ会でした。
◯◯◯さん、今回は体がしんどい中、ありがとうございました。素敵なお土産、本当に嬉しかったです。少しでも早く体調が良くなりますように。再びどこかでお会いする機会がありましたら、今度は何か美味しいものでもご馳走させてください。