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日曜日ブログ担当の小山です。

 

 この間の休日の夜、毛布をかぶってソファーで寝ていたのですが、すぐ近くにストーブを付けたまま熟睡してしまい、どうやら毛布がストーブにかかってしまっていたようで、気づいたら・・・

 

  毛布がこんな状態になっていました。

 

 毛布自体が燃えずらかったみたいで、炎は燃え上がらなかったみたいですが、一歩間違えば・・・こうやって火災って起きるのですね。

 

 ちなみに今思えば死の一歩手前という事を思い出しました。今から約30年くらい前の私が高校生の頃、学校から帰ってすぐに約束があり、お風呂に入ってから出かけようとしていたのですが・・・。たまたまいつもは仕事に出ている母親が自宅にいて、私が凄く急いでいる様子を感じていたようですが、お風呂から全く出てこないことを不審に思い、ドアをたたいても反応がないため、風呂場のドアを開けてみると私が口から泡を吹いて意識不明で倒れていたという事がありました。

 

 そのまま救急車を呼び、近くの病院へ・・・。私が意識を取り戻したのは発見されてから4時間後くらいでした。

 

 浴槽に浸かっている状態から立ち上がろうとしたあたりから記憶がなく気づいたら病院のベットの上でした。

 

 後でわかったのですが、当時の自宅のお風呂は、お風呂場の中に給湯器があり、どうやら不完全燃焼を起こしていたようで給湯器から一酸化炭素が漏れていて、いわゆる一酸化炭素中毒でした。先生に聞いたところあと30分くらい発見が遅かったら、危なかったかもと言われてゾッとしました。一応後遺症無しです。

 

 ちなみにその後10年ちょっと経ったころ、ニュースで『一人暮らしの大学生のパロマ製給湯器のガス漏れによる一酸化炭素中毒死』の裁判のニュースをたまたま見ました。その事故の状況と、TVに映し出された特徴のある丸みががかった縦長の給湯器の形状が、私が倒れた時自宅で使用していた給湯器と同じものだったことがそのニュースを見て初めて分かって改めてゾっとしました。当時単なる事故かと思っていたのですが、不完全燃焼を起こす給湯器の問題だったようで、全国的には何人かの犠牲者が出ているリコール商品だったことが、事故から10年以上たってから分かって、今自分が仕事をできているのもたまたま偶然が重なって助かったおかげなんだなとしみじみ思いました。

 

 これからも何が起きるかわかりませんが、精一杯生きていこうと思います。

 

 

 


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