エネクス・インフラ投資法人(9286)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週末の1月25日から始まります。
エネクス・インフラ投資法人は今年一発目のインフラファンドIPOです。年初一発目のIPOは、通常なら期待度がややアップします。
しかし、インフラファンドIPOの初値はこれまで4連続で公開価格を割れているため、エネクス・インフラ投資法人もあまり期待されていないようですね。
エネクス・インフラ投資法人(東証インフラファンドIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | エネクス・インフラ投資法人 |
コード | 9286 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 野村證券 SBI証券 |
上場日 | 2月13日 |
仮条件決定日 | 1月23日(92,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 1月25日から1月31日まで |
公開価格決定日 | 2月1日(92,000円に決定) |
申込期間 | 2月5日から2月8日まで |
公募 | 90,000口 |
売出し | 0口 |
OA | 4,500口 |
吸収金額 | 94.5億円 |
時価総額 | 91億円 |
想定価格 | 100,000円→公開価格:92,000円 |
初値価格 | 88,300円 |
エネクス・インフラ投資法人IPOの事業内容
エネクス・インフラ投資法人は、太陽光発電設備等を中心とする再生可能エネルギー発電設備等に対し投資運用を行い、着実な資産規模の拡大と安定したキャッシュフローの創出を目指しています。
また、エネクス・インフラ投資法人は、社会インフラとして拡大が強く期待される再生可能エネルギー発電設備等への投資機会を提供し、投資主価値の最大化を目指しています。
ちなみに、エネクス・インフラ投資法人のスポンサーグループは出資比率50.1%の伊藤忠エネクス株式会社を中心に、出資比率22.5%の三井住友信託銀行と株式会社マーキュリアインベストメント及び出資比率4.9%のマイオーラ・アセットマネジメントで構成されています。
エネクス・インフラ投資法人IPOのポートフォリオ
(※画像クリックで拡大)
エネクス・インフラ投資法人のIPO評価
エネクス・インフラ投資法人は、エスコンジャパンリート投資法人との同時上場で、規模(吸収金額94.5億円)もそれなりにあるため、今年一発目のインフラファンドIPOであっても厳しいと思います。
また、メインスポンサーの伊藤忠グループは昨年新規上場した伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人の初値が公開価格を割れたことから、スポンサー力が強いとは言えず、主な投資対象の太陽光発電も新鮮味に欠けます。
よって、エネクス・インフラ投資法人のIPO評価は、Dが妥当だと考えています。エネクス・インフラ投資法人IPOの初値は、公開価格を割れる可能性が高そうです。
エネクス・インフラ投資法人IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
エネクス・インフラ投資法人IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送るつもりです。ただ、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込みます。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB不参加 |
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大和証券 (主幹事) | ネット口座での取扱いなし |
みずほ証券 | BB不参加 |
野村證券 | ネット口座での取扱いなし |
SBI証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社