栃木県小山市 農家の営業部長ブログ

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栃木県小山市で農家の営業部長として、農作物の販売促進をしています。ネット販売や直売など日々のことがらをつづります。

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ジェネリック医薬品は医薬品だけど
ジェネリック農薬は「農薬」じゃないものあり

いま、テレビではジェネリック医薬品の宣伝が
けっこう盛んです。

ジェネリック医薬品は、特許期限の切れた医薬品の
主成分と同じ主成分の医薬品で正規品よりかなり
価格が安いのが特徴です。

主成分は正規品と同じなので同様に効くハズという
前提で厚労省も認めている「医薬品」です。

実際には、主成分以外の部分が異なるので
まったく同じでは、ありませんが、
患者の選択肢のひとつとなっています。

では、農薬ではどうかというと
一番売れている除草剤ラウンドアップの
特許切れで、グリホサートを主成分とする除草剤が
ホームセンターなどで売っています。

多くのジェネリック除草剤も農薬としての
農水省登録番号を持っていますが

一部の製品では、農薬としての登録をとっておらず
使用方法も瓶のラベルには実に簡単にしか
書いていない。

だから、「農薬」ではないので、
こういう製品は農水省の管轄外となります。

農耕地は使えないことになっております。

使う場所は非農耕地で

宅地、駐車場、公園、運動場、工場敷地、
道路、鉄道、のり面などです。

こういう製品はいくら使っても「農薬」じゃないから
無農薬ということもできます。

無農薬なら安全という
単純図式ではわりきれません。