引きこもりながら、過去の旅の写真を眺めて思いを馳せる企画第２弾。
こちらも数年前にいくつか写真を撮ったままブログにもせずに没にしていたものです。
今回は、北海道・栗山町の1878年創業の老舗蔵「小林酒造」です。
これは２年前のＧＷです。
隣の長沼町で酒キャンプ△をした時に立ち寄ったものです。
小林酒造の特徴は地元に根差した酒造り。
全量を北海道産米使用とし、特定名称酒を作る事、地元の農家が夏場は作物や米を作り冬場に杜氏となる、といった"地酒"という概念を崩さない姿勢。
そして当時は珍しかった西洋スタイルな建屋、札幌軟石やレンガ造りの蔵などは、歴史的建造物としても価値が高く、数々の古民具なんかも展示されていて、訪れる人たちを楽しませてくれます。札幌から１時間ほど車を走らせれば行く事が出来るのも良いですね。ちょっとしたドライブにも最適です。
建物の外観を撮影していませんが、１８９７年に建築されて２０１３年までは歴代の社長が住んでいたとされる建物が、カフェと民芸品の販売をするお店に変貌を遂げました。実際に歴代社長が住んでいた素敵な空間でお茶や甘味を楽しむ事が出来ます。この時は、お客様が多く、通常は使われないちょっと良い部屋へお邪魔する事が出来ました。庭の眺めが良い・・・
抹茶と和三盆の干菓子。
日本人に生まれて良かったと思える瞬間・・・
というわけで、オチも何もなく、キャンプで飲む酒も買い込んで帰りました。
写真数も少なく割愛していましたが、こんな世の中ですから、写真を見て旅に行きたい思いを誤魔化してみました・・・。
ああぁ・・・・ＧＷが終わる・・・・
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