グラス片手にブドウ畑を歩いてみた La Fête des Vignerons à YOICHI (つづき) 
 
 
前回の続きです。
 
最初の2か所(タカヒコ&中井農園)で1時間近くを費やしてしまった為、ちょっと早足気味に行こうかな、と思ったのですが斜面登りを1つこなしました。30℃以上の炎天下とはいえ、普段からブドウ畑の斜面を登り降りしている生産者の皆さんは凄いですね。
 

 

じきの畑

オサワイナリーさんのワインに使われているブドウが育てられている場所です。ブースのある場所とちょうど対面の丘でも生産しています。既に植え替えをしてしまったブドウのジュースなんかもあり、二度と飲めないという事もあってワインは勿論、ジュースも頂戴しました。

 

 

2017年に、この場所で生まれたデラウェア。

小樽のオサワイナリーさんでワインに加工され、

この場所に帰ってきた、というストーリーが良いですね。

 

そして、この濃厚で美味しいジュース(左)、1本2000円くらいで売ってても買う!(わりと本気)

写真の色を見ても、どれぐらい濃厚かが見て取れると思います。

タイミングが合わず長さんとはお会いできませんでした・・・

 

 

本当はアツシスズキさんにも寄りたかったんですが、ちょっと半端ない行列&ガキんちょのトイレ宣言の為、回避。キャメルファームさんの建物を横に見ながら南下します。

 

 

三氣の辺(みきのほとり)

我が家のガキんちょが、昨年さくらんぼ狩りで訪れた場所だからなのか、行きたい!行きたい!と言っていたので、我が家の第1目標地点となっていた三氣の辺です。

 

 

ワインもだけど、三氣の辺に来たら果物を食べなくちゃ、という事で糖分補給タイム。粟飯原さんにもご挨拶。

時期的に桃やプルーンがたわわに実っている余市ですが、こちらで頂いたスタークリムソンペアーという赤い洋ナシが凄く美味しかった・・・。

 

 

こちらでは三氣のツヴァイ(写真忘れ)と、ノラポンを飲みました。ワインの量も潤沢に用意されていて、たくさんの人で賑わっていました。

 

 

藤沢農園

当初はリタファームさんまで足を延ばそうかと思ったのですが、暑さで嫁さんとガキんちょがやられ気味だったので、早めに戻る事にしました。三氣の辺に行く途中にある藤沢農園さん、最初は人がそんなに並んでいなかったので、後回しにしようと思っていたのですが、戻ってきたときには大行列(汗)

 

ココファーム・ワイナリーの「風のルージュ」です。

ツヴァイゲルトレーベ主体の赤ワインですが、穏やかな酸と凝縮されたブルーベリーやプルーンの香り。これ、たしかメルロも混じってたかな?(記憶曖昧)10Rのケルナーが売り切れという事と、暑さの影響でみんな白ワインが飲みたいらしく、「月を待つ」を飲んでました。

 

と、そうこうしていると、奥から藤澤さんがにこやかな笑みを浮かべて「もう1本あった!」とケルナーを持ってくるサプライズ!後光が見えた・・・(笑)

 

列に並び直してラスト2杯の所で順番が回ってきて、無事に味わう事が出来ました。

 

 

2015年ヴィンテージはもう無いとの事。最初に飲んだ時よりも、酸は落ち着き、藤澤さんのケルナーの特徴である濃い目の色も更に熟成感が増した感じもありました。ハチミツや白桃のアロマティックなフレーバーはまだまだフレッシュ感を持っていて、バランスが丁度良くなった飲み頃のワインになっていた様です。これを飲めた人はラッキーですね。

 

 

 

ランセッカ (余市ハル農園)

一度、登小学校まで戻ってきた後、循環バスに乗車して東側へ移動。

弘津さんの所も寄りたかったんですが、時間の関係でスルーして一気にランセッカまで来ました。

まだまだブドウの樹も若く、建物も建築途中という場所で、お馴染み「ワインバー ルー」の吉島さんもいらっしゃるという事で、やはり沢山の方が足を運んでいました。

 

余市ハル農園は現在はエコビレッジの方で引き継いでいるのかな?

ミュラートゥルガウが冷えてて美味!
 
 

この辺りは先ほどのエリアよりも若干海に近い事もあって、風が良く通ります。自分も、余市登地区ではこの一帯が凄く好きで、この地域のワインは絶対旨いと確信してます。ブドウの樹はまだまだこれからですが期待しています。

 

 

山羊も気持ちよさそうにしていました。雲1つ無い晴天になり、正直暑そうですが・・・(汗)

 

 

 

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次の目的地は写真の向こう側です・・・。

 

 

 

(もう1回続きます)

 

 

 

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