前回のカステッリに続いて
ペトライアの別荘へ。
簡単に歴史を書くと、、、
１３６４年は
ブルネッレスキ家の館だったのを、
１４２２年にPalla Strozzi家が周囲の土地を買い大きくした。
その後、１６世紀初期にサルターティ家へと渡り、
トルナブオーニ家へ。
１５３０年にメディチ家が
トルナブオーニ家から土地を買い、
１５４４年頃にコジモ一世、そして１５６８年、子供の枢機卿フェルディナンドへ。
１５６６年に改築は始まってたが、
フェルディナンドが１５８７年に大 Granduca になってから、
本格的に王が住むに相応しい
"da signore" として改築。
１５７６年、枢機卿F de medici の命で、
ブオンタレンティが改築。
１５８８年に大改築をしたときに
石をいっぱい使ったので、
"pietrosa"
Petraia と名前が付いたそうです。
写真ではわかりにくいけれど
建物は正方形で、
塔は当時のまま残し、
大庭園を作ったの。
内部の中庭の
南北の壁面は
グロテスク模様と
コジモ ダッディ作 １５９０年
エルサレム攻囲戦におけるゴドフロワ・ド・ブイヨンの偉業
等の歴史画と、
東西の壁面には、
メディチ家の歴史が描かれた
ヴォルテッラーノ作
１７世紀 １６３６-４８年頃
のフレスコ画がある。
写真なし。。。。
庭園には
ジャンボローニャの
ヴィーナス像の噴水
これが、カステッロから持ち運ばれた像ですね。
残念ながら
私は写真撮ってないです。
VENERE FIORENZA DI GIAMBOLOGNA
で検索すると写真みれます。
カステッロのときにも書いた
イタリア式庭園、見事です。
フェルディナンド・メディチが
ローマにヴィッラ・メディチをつくる
数年前に
このヴィッラの整備をしていたのですね。
庭園からは
フィレンツェの旧市街が！
ドゥオーモも見えた。
１９世紀後期
ヴィットリオ・エマヌエーレ二世の館になった時
天井ガラスの装飾にし、舞踏会場となったそう。
今回勉強したのはここまで。
また中庭を見に行きたい。。。
近くの
ヴィッラ コルシーニも
観てみたい。
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