「肥沃な火曜日」なるマルディ・グラ(Mardi Gras)を前に、フランスはカーニバルとクレープの準備にいそしむところ。

 

 

マルディ・グラとは?

キリスト教徒が40日、40夜続く受難節(Carême)の前日に騒ぐお祭り。40日間の節制を前に、たくさん食べて脂肪(Gras)をつけるというもの。今年は、2月25日火曜日。

 

マルディ・グラには何を食べる?

英語圏では「懺悔の火曜日(Shrove Tyesday)と呼ばれ、パンケーキを食べる習わしが。しかしフランスはすでに、2月2日の聖燭祭でクレープを食しているため、クレープはもちろんほかの甘くて脂肪たっぷりなおいしい物をいただくことに。

 

フランス中央に位置するリムーザンでは、ブリオッシュ生地のプルーンパイを。また各地でポピュラーな小さな揚げ菓子は、リヨンでブーニ(Bugnes)、ボルドーでメルヴェイユ(Merveilles)、そしてプロヴァンスでオレイエット(Oreillettes)と呼ばれるもの。ワッフルも、マルディ・グラに食べられる人気の食べ物。

 

カーニバルをするのはなぜ?

発散目的のカーニバルだけれど、元来は謝肉祭の最終日ということで、お祭りのクライマックスということに。今日では多くのフランス人が仮装、変装をしてお祝い。10人に9人がこの日を、子供たちが仮装できるお祭りの日と考えているということ。

 

フランスで最も有名なのは、美しい山車が繰り出すニースのカーニバル(2月15~29日)。ダンケルク(2月23日~25日)では、ニシンが群衆に投げ込まれるというもの。

 

マルディ・グラのお祝いはどこで盛ん?

フランス北部で人気があり、オー=ド=フランス地域圏(首府:リール)では、40%がお祝いするということ。ただしブルターニュは、わずか18%とフランス北部では異例。

 

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町でも子供たちが男性像を作って、町を練り歩くという企画が。ボルドー圏は、来週から冬休み。変装して来いって、無理だけど。ちょっと見てみたいような。。。

 

 

 

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