マリーブリザール傘下にあるモンシガル（Moncigale）が、缶入りロゼワインを販売開始。ターゲットは、アメリカとイギリス市場。
ワインはボトル入り、箱入り、袋入りだってあるのだから、缶入りだってあってよいもの。アメリカではすでに流通している缶入りワインだけれど、フランスでは普及していない形態。
フランスのロゼワイン生産者であるガール県に拠点を置くモンシガルは、タブーを破って年間300万本の缶入りワイン生産に投資。
「25cl入りの缶ワインは、地理的表示保護制度（（IGP)に登録されたロゼ」と、販売促進のブルギニョン代表は説明するところ。フランスでは、1缶2ユーロ前後で販売予定。
しかしターゲットは、アメリカとイギリス市場。「アメリカの缶市場は数億ドル。こんなチャンスを見逃すわけにはいかない」と。
またもう一つのターゲットは、航空機を始めとする乗り物内のケータリング産業。フランスで唯一缶入りワインを販売するモンシガルは、他社の関心を刺激するところ。
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そのうち機内で、モンシガルの缶入りロゼを口にすることができる日が？
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