花崗岩開幕戦。


三連休の土曜日に山梨出張が入ったので、即刻K氏に連絡。
土曜夕方に合流。
まさか背広姿でスーツケースもって龍福に行くときが来るとは思わなかった。

土曜日はまず小川山に向かったが、9時半時点で石楠花の駐車場にも停められず、瑞牆へ向かう。
瑞牆は瑞牆でオリエンテーリング?やってて駐車場の周りも人走ってるし危なかった。
岩の周りも走っててなかなか騒がしい。


なんとなく山形県エリアへ。
アプローチ楽だし。
キトラのすぐ下のクラックのある岩に到着。

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この岩ね。

とりあえずすぐ昼寝。
気持ちいいわあ。


昼前にぼちぼち起きて登り始める。
5級と3級?を登ったけど足がうまく使えないことを実感した。
本格的なシーズンの前に足を鍛えようかということで、十六夜をチョイス。
K氏はそのすぐ下のクラック2級と3級。

なんと十六夜には誰もいない。
1人でのんびり過ごさせてもらった。

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昼過ぎの十六夜は日当たりがすごい。
この日はとにかく暑かったので上裸トライ。

まー最初は離陸も出来なかったけど、いい感じの右手を見つけてなんとか離陸。

右足クロススメアして核心と思われるポッケ取り?に挑むも、左足のスタンスがなんもない。
まじなんもない。

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多分この辺のどこかを左足で踏んでくはず。

それっぽいのを1つ見つけて、半デッドで左手ポッケに出そうとしたら、まあ立つことはできた。
しかしポッケが遠い気がするな…
そんで怖い。
シューズも暑さでダレてた感じあるし、もうちょいしたらよくなるのかも。
核心までは左足インスブラック、右足おろしたてドラゴがいい感じだった気がする。

時々K氏の様子を見に行く。
手の甲と足首のテーピングがクラッカー然としててかっこいい。

十六夜は夕方前までやって最終的に右足スメアもできなくなって終了。
足腰を鍛えまくることができたと思う。


K氏がナーガをやるとのことで、その間に阿修羅を再登。
スマートに再登したかったけどクラックがヌメっててヨレててしんどくてギリギリの登りになった。


日も暮れたし帰ろうかーとはならずに、ナイトでキトラ。
まさか開幕戦でナイトまでやるとは…
正直体は終わってたけど日が暮れてなぜかテンションは上がっていた。
K氏は昼にやったちょっと下の岩の3級再登に挑んでいた。

マット1枚、ヘッデン1つなので、慎重にマット位置を調整し、ランディングで困らないようにスマホの明かりでマットを照らしておく。
これがないと飛び降りて撤退もできない。

キトラはまずスタートがすんげー悪い。
中指薬指のハーフクリンプでクリア。
ガバガバと繋いで、中幹部の処理が核心か。
悪くはないけど、落ちたらマット外かつ下地がぐちゃぐちゃで枯木に突っ込むことになるので結構メンタルしんどい。
そしてナイトは怖い。
手に足でなんとかクリア。

これはもらったかとリップ付近に到達したものの、苔でフサフサ、大草原が広がっていた。
左足なんかスタンスっぽいのあった気がするけど全く見えん。
10秒くらい逡巡して、スマホの薄明かりに照らされた遥か下方のマットに向かって飛び降りた。
なんとか生還を果たしたが、古傷の右足首を軽ーく痛めた。

完登はできなかったものの、ものすごく充実したトライだった。
これだから岩はやめられん。
登れてないのに楽しいってのはどういうことなんだろうか。
撤退も含めて自分でコントロールできたからかな?

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一応スポッターがいた。


ちょっと下って興奮ぎみにK氏に敗退を伝え、あとは応援して終了。
スラブばっかりやって足腰がつらい。
晩飯は2日連続の龍福。
温泉いって、体重61キロで萎える。
明日は早起きすることを誓いつつ1時過ぎ就寝。
翌日の小川山へ続く。



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