白髪染めは髪にダメージを与えるので、長年続けているとダメージが蓄積され、ひどい人では枝毛や切れ毛で髪がスカスカになり、まとまりがなく広がってしまいます。
これは白髪染めが髪を保護しているキューティクルを開き、髪の内部に色を浸透させるという仕組みがあるからです。
開いたキューティクルは時間の経過とともに閉じていきますが、それまでの間シャンプーやドライヤー、紫外線の影響を受けますから、髪のダメージが大きくなってしまいます。
白髪染めをしてしばらくは白髪も目立ちませんが、髪が伸びてくると生え際が白くなるので目立ちます。
すぐに白髪染めをすれば白髪は染まるので目立ちませんが、再び髪にダメージを受けます。
髪のダメージは蓄積されていきますから、長年使い続ければそれだけダメージは大きくなってしまいます。
白髪染めをする場合は、その後のヘアケアが重要です。
キューティクルが閉じるまではヘアパックを使い、キューティクルを保護するケアが必要です。
その後もトリートメントを使い髪に栄養を与えれば、ダメージを修復できるので少しは髪にいい影響を与えられます。
しかし白髪染めを使い続ける以上、毎回ダメージを受ける事に変わりありません。
髪のダメージは毛先に行くほどひどくなっていきますから、髪が長い人は定期的に傷んだ部分をカットしてしまうのもいい方法です。
髪が傷むとスカスカになってしまい、乾燥するのでまとまりがなく、横に広がってしまいます。
毛先は特にダメージが大きいので、色が抜けてしまいます。
こまめに毛先をカットしていけば、毛先の色ムラは解消できますし、傷んだ部分が少なくなります。
あまりにもダメージがひどい場合は、白髪染めをやめるという方法もあります。
白髪隠しでも白髪を目立たなくする事はできますし、染める仕組みが違うので髪へのダメージはかなり軽減されるはずです。
ダメージが気になる人はトリートメントタイプの白髪隠しを試してみましょう。