ここでは、
日本で出版されている本には
記載がないかもしれないけれど、
これまでわたしが
ニティッシュグルジーから5年ほど
学び理解出来てきたことを、
少しずつ整理してまとめてみようと思います。
まず、「ニティッシュグルジーとは誰？」
初めましての方は、こちらをどうぞ
よくよく
ニティッシュグルジーと話すのですが、
ジョーティッシュ（インド占星術）
をはじめ、
ヴェーダ、
アーユルヴェーダ、
ヨーガ、
宗教
など
「教え」や「承継される叡智」について、
いろんな意見がある、というのが
皆さんのご経験からも
感じられることではないでしょうか。
ときに、その意見同士がぶつかり合って
対立することもありますよね。
その最たるものが
「宗教による戦争」なわけですが。
その「教え」や「承継される叡智」。
これらに共通していることは何かといえば、
すべて、本来は
「真理」を識るための
「道」であるということ。
また、もう一つ。
共通していることは、
このそれぞれの「道」は、
それを伝えるひとの
「理解のレベル」や「深さ」が
それぞれである、ということ。
この、
「理解のレベルや深さが異なる」
ことが、実は大きなポイントで、
学び続ける私たちが、
ひょっとしたら一番に、
ちゃんと理解していなければならない
ポイントなのかもしれない。
それぐらい、超重要事項だと思っています。
どういうことか。
ヨーガにせよ、
アーユルヴェーダにせよ、
ジョーティッシュにせよ、
ヴェーダにせよ。
ほかの何にせよ。
生徒は、いろんな先生に学びに行きますよね。
「先生Aはこう言っていた。
先生Bは違った意見を言っていた」
きっと、
生徒になったことがある方の、
ほぼ全員が、
同じような経験があると思います。
そして疑問が生まれ、先生に問うわけです。
「で、どっちが正しいのですか」
この場合、往々にして、
「A先生が正しくて
B先生が間違っている」
またはその逆。
ということはほぼなく、
「どちらも正解！」
である、ということはよくあります。
なぜか。
それは
それぞれの理解レベルにおいて、
どちらも正解だから。
もう少し加えると、
「真理」を理解するために。
「真理」に少しでも近づきたくて、
私たちはこうして学んでいるわけですが、
では何故、
それを伝える側の意見が異なるのでしょう。
それは、
それら「道」に対する「理解」が
人それぞれだから。
どうやらここに尽きるようです。
いま教えているひとが、
どこまで理解を深められているか。
そのままが、生徒に伝わっていきます。
なので、受け手の私たちも、
「理解度によって見解が異なる場合がある」
ことを知っておく必要があるのです。
そして重要なことは、
「誰が正しくて、誰は間違っている」
というジャッジを持たないこと。
思考をコントロールしたり矯正することなく
ニュートラルに、
自分の学んできた理解を保ちながら、
相手の意見もすんなりと受け入れられる。
この状態に、
「道」を学ぶひとみんながなれたら。
そのときは、
争いが少しずつ減ってくるのだと思います。
家庭レベルから、国レベルまで。
もしも、あなたが、
これから先、
必要としている誰かに
教える側の立場になるとしたら。
「わたしの伝えていることが正しくて、
それ以外は間違い」
というような
誤解を生むような伝わり方をしないように
気をつけていきたいですね。
あなたが、わたしが
生徒であっても、
先生であっても。
日々、実践を続けながら
じぶんの学びを深めていきたいものです。
今日は「インド占星術とは何か？」の本題に入る前に
前提の話で終わってしまいました、、、汗笑
今後、数回に分けて書いていけたらと思います。
気長にお待ちくださいませませ。
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