旅ランin玉名・金栗四三ゆかりの地を巡る【後編】~今日は小さな親切の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝4時に出勤して、夜7時に終業で残業は6時間。


きのう一日で書ききれなかった玉名の観光ランに関する記事の続きを。


暗くて路側帯の狭い危険なゾーンを抜けて、玉杵名大橋を渡って500mほど走ると、金栗四三さんの住家を示す看板が見えてきます。



そこから右に曲がれとの指示ですが、前方にベタ踏み坂のような急坂が見えて、



上り坂フェチとしては見過ごすことはできず、そこをいったん上って下りてから金栗さんの家に向かうことに。

看板の指示に沿って1キロほど走ると金栗さんの家が見えてきます。


大河ドラマ『いだてん』でも、金栗さんが養子に入った池部家はお金持ちの家として描かれていますが、

閑静な田園地帯にそびえる威風堂々としたたたずまいはその面影を偲ばせるものがあります。



この住家は見学無料なので少し中をのぞいてみることに。

家に上がることはできませんが、土間や庭から内部を見学することができます。



いだてん』では熊本に帰らず全国各地を奔走している金栗さんの様子が描かれていますが、

50歳を過ぎてから92歳で亡くなるまでの約40年間はこの家で過ごしたそうであります。



これと同じような風景を金栗さんもずっと眺めていたかと思うと、なかなかに感慨深いものがあるものです。


住家から300mほどの場所に金栗さんのお墓もあるそうなので、お参りしていくことに。

以前はそこへ向かう道も悪かったそうですが、地元の有志によって整備され、



急坂にも手すりがついて、すっかり観光名所っぽく姿を変えていました。

しかし、「体力・気力・努力」の石碑と金栗さんのお墓を目の前にすると自然と鳥肌が立ってきて、

ここが日本のマラソン文化の原点の地なのだと厳粛な気持ちになってしまうのであります。



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金栗さんの住家からは金哲彦さん監修のランニングコースに沿って、広い歩道が整備された道を新玉名駅方面へ。



昨年の暮れにも訪れた新・金栗四三像の前を通過して、


玉名中心部を抜けて、そのまま桃田運動公園に到着。


金さん監修のコースは約18kmでしたが、私が走ったルートは少し遠回りをした分、約20km



平坦で歩道の多い初心者向けが金さんのコースなら、起伏が多く危険な個所もあった私のルートは中級者向けと言えるでしょう。

次回訪れる時は、より距離が長く、より起伏の激しい上級者向けのルートを事前に下調べして走ってみようかと思います。