さて、日曜日に出場した熊本城マラソンのレース回顧を。
100%雨☔予報で迎えたレース当日でありましたが、午前7時に会場近くの駐車場に車を停めた段階では雨が降っておらず、
もしかしてと淡い期待を抱いたものの、午前8時過ぎには本降りとなり、
天気予報で雲の動きを見てもずっと雨が続く感じでしたので、雨中レースと覚悟を決めてスタートブロックの中へ。
冬の降雨☔時は練習でも走った経験はなく、何の雨対策も考えていなかったのですが、
取りあえずは受付時に配布されたポンチョを着て、レースに臨んでみることに。
しかし、本来はスタート前の寒さをしのぐためだけの簡単な作りであるため、
スタート10分前くらいには肩のあたりが破れ始め、そこから雨がウエアに沁み込み始め、嫌な雰囲気に。
まあ走り始めれば体も温まってどうにかなるだろうと楽観視することにして、とりあえずはスタート。
いつものように最初の2kmと中間点を除けば道中に時計は見ない作戦で、
その最初の1kmは6分ジャスト、そして次の1kmは5分半と理想的なペースで通過。
なお今回は雨のため道中の写真📷は一切ありません。
初めは体がかなり重かったのですが、これはスタート前に一切の準備運動をしない私にとってはいつもの状態で、気にせず前に進むことに。
ところが、早くも5kmを過ぎたあたりでポンチョが使い物にならないくらい破れ果てたので、脱ぎ捨ててゴミ箱へ。
7kmあたりで軽い尿意を覚えたので、毎年立ち寄る、あまり混んでいない8km地点のトイレへ。
そこでスッキリして気持ちも晴れ、体も軽くなり、さらに10km過ぎの熊本西大橋を渡ったところで熊日30kmの選手とすれ違い、
軽快なペースでさっそうと駆け抜けた設楽悠太選手らの走りを見てテンションアップ、さらに脚どりも軽やかに中盤戦へ向かいます。
昨年は8kmのトイレに寄った間に抜かれたので、昨年よりも速いペースで自分が走っていることを確信。
ペーサーには無理して付かず、昨年のように自分のペースを守り、終盤に追い上げる作戦のつもりでしたが、
ペーサーが率いる大集団と走っているうちに自然とそのペースに乗っかり、そのままペーサーの10mほど後ろの位置のまま20km付近へ。
自分の体の状態を確認し、半分以上は体力が残っている感じでしたので、
もうこの時点で自己記録の更新は間違いなしと確信し、心の中でガッツポーズ。
しかし、中間点が見えてきて、去年の1時間58分台よりも少し速い通過だろうと思って時計を見ると、なんと2時間を少し回ったところ。
去年より速いペースで走っているとばかり思っていたので、さすがに動揺。
嫌なムードで後半戦への戦いへ突入したのでありました。