今週初めの話ですが、来年3月に開催予定の名古屋ウィメンズマラソンが、
一般枠の定員を例年の半数となる1万1000人に減らした上で実施される旨であることが大きな話題を集めました。
もちろん、今後の新型コロナの感染状況次第では大会直前に中止になる可能性もあるわけですが、
来春に行われる予定だった熊本城や北九州、京都、姫路城など参加者1万人を超える大規模市民マラソン大会が早々と中止・延期を発表している中、
名古屋ウィメンズが開催に向けて前向きな姿勢を示したことは、
とどまる気配がなかったマラソン大会の中止ドミノの流れが変わるかもしれないという希望を持たせたことは確かであります。
ただし、エントリー料が例年の倍の2万6000円に値上がりすることとなり、
確かに私は以前、熊本城マラソン2021の中止が発表された時の記事で、
エントリー料を値上げしてでも開催の道を探ったほうがいいのではと述べたのでありますが、
実際に「2万6000円」という金額を見ますと「高いな」と感じましたし、
もしも熊本城マラソンでも同様の値段になったらエントリーに二の足を踏むかもしれないと思い直したのです。
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その場合は5000円分のクオカードを送付した上で、次回大会の出走権を付与するとあります。
ただし、参加料は別途必要ということで、つまりは今回当選したら2万6000円を払って、
オンライン大会になったら5000円しか返ってこなくて、また来年に別途2万6000円を払い直すということで、
もしかするとそれが何年も繰り返される可能性だって考えられるわけです。
まあ、さすがに来年も今と変わらない感染状況だったら初めから中止になるとは思いますが、
仮に新型コロナが落ち着いたとしても感染対策のために大会経費はかさむことから、エントリー料は据え置かれ、
他の都市型マラソン大会も同様に2万円台、3万円台が当たり前のものになる恐れも考えられます。
そうなったらそうなったで、昨日や一昨日の記事で触れた「ジョギング・マラソン振興議員連盟」の方々に、
「Go To マラソン」キャンペーンの実施を国に働きかけてもらって、
エントリー料の半額が助成されるような制度を作り上げてもらいたいものであります。