WPR・移動平均線・パラボリックSARのシグナルを時間枠別に一覧で表示するMT4インジケーター「signalTable」
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複数の時間枠のインジケーターのシグナルを、一度に確認できればと考えたことはないでしょうか。
「signalTable」は、パラボリックSARとウィリアムズ%R、移動平均線のシグナルを時間枠別に一覧で表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
マルチタイムフレーム分析を行っている方
大まかな値動きの向きを確認したい方
以上のような方のためにこの記事では、「signalTable」について解説します。
signalTableの概要
「signalTable」を起動すると、チャート左下に各インジケーターのシグナルが表示されます。
買いシグナルは黄色の上向きのマーカーで表示され、売りシグナルは紫色の下向きのマーカーで表示されます。
それぞれのインジケーターが、マーカーを表示する条件は以下の通りです。
パラボリックSAR<終値の場合、上向きのマーカーを表示
パラボリックSAR>終値の場合、下向きのマーカーを表示
ウィリアムズ%R<20の場合、上向きのマーカーを表示
ウィリアムズ%R>80の場合、下向きのマーカーを表示
13期間移動平均>24期間移動平均の場合、上向きのマーカーを表示
13期間移動平均<24期間移動平均の場合、下向きのマーカーを表示
買いでも売りでもない場合は白いマーカーが表示されます。
signalTableを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
signalTableのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
signalTableのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
scaleX |
横の表示位置 初期値:20 インジケータの表示位置が左右に移動します。 |
scaleY |
縦の表示位置 初期値:20 インジケーターの表示位置が上下に移動します。 |
offsetX |
横方向のオフセット 初期値:35 横方向のオフセットを設定します。 |
offsetY |
縦方向のオフセット 初期値:20 縦方向のオフセットを設定します。 |
fontSize |
テキストサイズ 初期値:20 テキストの大きさを設定します。 |
corner |
コーナー 初期値:2 インジケーターを表示する角を設定します。 |
symbolCodeBuy |
買いシグナルの記号 初期値:67 買いシグナルのマーカーの種類を設定します。 |
symbolCodeSell |
売りシグナルの記号 初期値:68 売りシグナルのマーカーの種類を設定します。 |
symbolCodeNoSignal |
シグナルがない場合の記号 初期値:73 シグナルが発せられていない時に表示するマーカーの種類を設定します。 |
signalBuyColor |
買いシグナルの色 初期値:Gold 買いシグナルの表示色を設定します。 |
signalSellColor |
売りシグナルの色 初期値:MediumPurple 売りシグナルの幼児食を設定します。 |
noSignalColor |
シグナルがない場合の色 初期値:WhiteSmoke シグナルが発せられていない時に表示するマーカーの表示色を設定します。 |
textColor |
テキストの色 初期値:Gold テキストの表示色を設定します。 |
「signalTable」のパラメーターは、表示に関する項目が多く、表示位置や表示色を細かく設定できます。
まとめ
「signalTable」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
パラボリックSARとウィリアムズ%R、移動平均線のシグナルを時間枠別に表示する。
買いシグナルは黄色の上向きのマーカー、売りシグナルは紫色の下向きのマーカーで表示される。
「signalTable」は、異なる時間枠のインジケーターのシグナルを、まとめて確認したい方に向いているインジケーターです。
マルチタイムフレーム分析を取り入れている方は、一度試してみると良いでしょう。