韓国ソウル中央地裁、V.Iの逮捕状請求を棄却「拘束理由を認めがたい」 | 39snsdのブログ(ありがとう少女時代!39snsd!)

39snsdのブログ(ありがとう少女時代!39snsd!)

初めて韓国(済州島)に行った時から少女時代を聞き始め、KARA、IU、Afterschool、T-ara、4Minutesなどにはまり、ハングルも覚え、韓国語カラオケ・新大久保にも出没。最近は韓国語キーボード入力、男性歌手も少々・・。

元BIGBANG V.I(イ・スンヒョン:28)への売春あっせんや横領疑惑について、ソウル中央地裁は2019年5月14日、V.Iへの事情聴取をふまえ、逮捕状請求を棄却した。



ソウル中央地裁のシン・ジョンヨル逮捕状担当部長判事は「横領の部分は争点となる余地がある。ほかの容疑でも逮捕事由を認めるのは難しい」として逮捕状請求を棄却した。

これは、検察が5月9日、売春あっせんなどの行為の処罰に関する法律違反、特定経済犯罪加重処罰法上の横領、食品衛生法違反などの容疑で警察が申請した逮捕状を裁判所に請求していたもの。
警察は2015年に日本人投資家らが韓国を訪れた際、V.Iらが性的な接待のため女性を呼び、費用を仲介者の口座に振り込んだことを確認し、また、V.Iと投資会社の共同設立者は、ソウルのクラブ「バーニングサン」の資金約5億3000万ウォン(約4900万円)を横領した疑いも持たれている。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3月18日にバーニングサン事件について、「違法営業や犯罪行為について、管轄警察署や国税庁など一部の権力機関が癒着し、黙認・ほう助・特恵を与えたという疑惑が濃い事件で、徹底的に捜査せよ」と指示していた。
ソウル警察庁長官(ミン・ガプリョン)も「警察の命運をかけて捜査する」として、翌日、バーニングサン捜査人員を16チーム・152名に拡大し、105日間にわたり捜査してきた。

警察はV.Iに合計18回、事情聴取した。V.I側の弁護人は「警察は横領という枠にはめて過度に追い込んだ」として約70枚分の弁護人意見書を警察ではなく検察に提出した。

今回は警察との癒着も指摘されており、逮捕・起訴済みの歌手チョン・ジュニョン被告の担当弁護士は、3月13日にラジオ番組に出演して「V.Iらは警察署長より上の階級の人物と癒着していた」と発言していたが、その警視捜査も、結果が出ていない。
ソウル警察庁関係者は「警察の徹底した捜査で風俗店と組織的な癒着がないことを明らかにしたものだ」としながらも、国民からは捜査人員を大量投入したのに「無能捜査」であり、結果、「警察捜査不信」となってしまい、警察内でも頭を抱えている模様。

※以下、V.Iに対する警察捜査のタイムラインの整理。
●2018年11月23日深夜、クラブ「バーニングサン」で暴行事件発生。
●クラブで麻薬を飲まされたと思われる女性を助けようとしたキム氏。「ナサファイミリー」のチェ氏に暴行される。キム氏は警察に通報。
●クラブ支配人チャン氏がキム氏を外に連れて行って暴行。警察が到着。被害者のキム氏が江南警察署に連行され、警察から過酷な扱い。
●警察の扱いに疑問を持った被害者のキム氏が弁護士を通じて防犯カメラの映像を収集。
●キム氏はその後も2か月間、クラブやクラブ経営者の「麻薬」の噂、「警察癒着」関連の噂などを裏調査。最終的にはマスコミに提供。
●2019年1月30日、マスコミの報道に対して、警察が「バーニングサン」事件捜査に着手。
●V.Iやチョン・ジュンヨンや元FTISLANDチェ・ジョンフンが参加していたグループチャットの内容を持っていた弁護士が「共益に関する情報」として通報
●2月25日、「性接待」疑惑のグループチャットが公開。
●2月26日、V.I、初の警察調査。
●3月13日、V.I、芸能界の引退宣言。親友チョン・ジュンヨンの「盗撮」問題も。
●5月2日、「横領」嫌疑で初の「被疑者」調査。
●5月9日、V.Iに対する「拘束令状」申請。
●5月14日、ソウル中央地裁・V.Iへの事情聴取。同日ソウル中央地裁が逮捕状請求を棄却。