リーガルサポートに相談が持ち込まれるのですが、結構、その担当にアサインされます。1月に開業してから、もう4件ありました。こちらから電話を掛けて、必要に応じてお会いして話を聞くというパターンです。まあ電話で済めば、それで終わりですが、こういう相談の場合、電話で終わる事は少ないです。業務に結びついた場合、直接、依頼を受けても良いので、新米の司法書士にとってはありがたいです。

 

先日、4件目のお話をもらったのですが、これが難題でした。ご兄弟が自己破産したいのですが、意思能力に問題があるらしく、まずは、後見開始、もしくは保佐開始の審判申立てをしないといけない。一方、収入もないので、生活保護申請もしたいのだが、役所に相談に行ったら、現時点で預貯金があるから、今すぐには無理だと言われたとか。

 

話がこんがらがっているので、一度、お会いしてお話を聞きましょうという事にしたのですが、急に、忙しいからとキャンセルになりました。その後、1週間くらい待っていたのですが、無しのつぶて。こちらから電話をしたら、お金がないから相談するのを止めるという返事。元々、地方裁判所から、(たぶん)差押命令がが来ていて、その期限が迫って泡を食ってたらしいのですが、知り合いの弁護士さんに「本人が後見相当だから後見人が付くまで猶予して欲しい」という書面を書いてもらい、地方裁判所に返事を出したという事で、これで安心したのかもしれません。

 

しかし、これでは、単に問題を先延ばししただけで、何の解決にも至っていないです。こちらから、法テラスの活用とか、後見人報酬の助成とか、お金がなくても対応できる方法を話しているのですが、意欲が低下しているのか、REPLYがありません。仕方がないので相談打ち切りとしました。心配しています。

 

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仲井雅光司法書士事務所

 

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