成年後見人の定期報告の仕事が２件あったので、昨日は休出してやりました。
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この仕事で一番大変なのは、財産、特に預貯金等金銭の収支報告です。裁判所に出す書類では、厳密な収支報告は求められないのですが、リーガルサポートへの報告では、１円でも合わないとまずいです。もっとも裁判所のチェックがいい加減かというと、そんな事は全くなくて、年金等の定期収入がきちんと入っているか等、より本質的な部分を確認されます。そういう意味ではリーガルサポートのチェックの方が、形式的ですね。
ともかく、この「数字が合っている」というのは重要で、几帳面でない性格の人は後見人に向きませんね。（笑） 私は、記録に残らない現金での取引は極力避けて、全て通帳に残る様にしています。そして通帳に記帳した後に鉛筆書きでメモしています。ここまでやっておけば、報告時にやる事は、記帳された案件を漏らさずEXCELに転記してまとめるだけで良いはずです。でも実際やってみると、合わない事も多いです。まあ単純なミスなんですけどね。例えば、EXCELへの転記ミスとか、EXCELの計算式が間違っていたとか。(^_-)-☆
昨日は、これを２件片付けました。このうち１件は報酬付与申立の対象になるので、少しやる気が出ます。（笑） 前に書いたと思いますが、成年後見人の報酬って後払いなんです。１年間経過して定期報告を出し、同時に報酬付与申立をすると、家庭裁判所が審判をして１年間の仕事に対して報酬額を決定してくれます。ですから当初１年間は報酬なしです。(^-^;
私は、成年後見人の仕事を始めて２年になりますので、今は、定期的な収入がもらえて落ち着いていますが、最初１年間は大変です。こもあれ、３月末締めの仕事が一つ終わったので、精神的に楽になりました。後は厚木支部会計の会計報告です。
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