エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

『大坂 なおみ』の ルーツ

2020-09-16 07:42:47 | “アイヌ文化”関連
全米“オープン・テニス”選手権大会 “優勝” おめでとうございます

大坂 なおみ』の優勝は、単なる実力だけではなく“黒人差別反対”を、黒いマスクでアピールした事が、世界的に注目されたと思います。 本来、スポーツの場で“政治問題”を取り上げるのは、ルール上許されない行為ですが「トランプ大統領」の“白人至上主義”の抗議として、テニス界も容認した様です。 今回『大坂 なおみ』のアピールは、全米&全世界が半ば認めたと解釈します。 ただし 黒人差別反対は、今回だけにして欲しい。 なぜなら 現役スポーツ選手が、政治批判で称賛されるのは ごく稀だからです。 

◎ 友人作『大坂なおみ』札幌雪祭り・市民雪像の雛形

上の写真は 友人「鈴木 博詞」が、札幌雪祭り・市民雪像製作の雛形として、実物の16分の1で作った“粘土像”です。『大坂 なおみ』の肖像権は、雪祭り実行委員会が許可を受けているので“公認”されたものです。「エゾ中村のブログ」のアイコン「ピコ太郎」(古坂大魔王)も 公認済みです。

◎ 2017年 雪祭り出品作「ピコ太郎」



大坂 なおみ』の“ルーツ”について、迷惑を承知で綴ってみました。

父親は、ハイチ系アメリカ人で 母親は、北海道・網走市出身ですから、日米の“ハーフ”(混血)です。 両親の出会いは 母親が札幌市に在住中、英会話スクールの講師だった父親と結ばれ、大阪に転居してから『大坂 なおみ』が誕生しています。 本名の「大坂」は、「大阪」の生まれではなく、母親の旧姓「大坂」を名乗っています。 戸籍上の氏名は分かりませんが、昨年 “日本国籍”を取得した様です。(事実上“日本人”) 
祖父は“網走市”在住で、水産業を営む実業家です。 噂では、北海道を代表する“富豪”の様です。 孫である「なおみ」との関係は、一時期 黒人と結婚した母親を絶縁した事で、良好とは言えないそうです。 「なおみ」は、未だに網走市を訪れていません。

『大坂 なおみ』の“ルーツ”で 特筆したいのは、“曾祖母”の存在です。「大坂 みつよ」と言って、北方四島・歯舞群島の“勇留島”(ゆりとう)出身の“才女”だったそうです。 人口 500人ほどの島に暮らし、第二次世界大戦で日本が敗北し、ロシアに島を乗っ取られた波乱の人生でした。 “勇留島”に思いを残し 網走市に移ってから、詩集「勇留島に萱草の花が咲く頃」を執筆・出版しています。 素晴らしい能力であり 転身だと思います。「なおみ」は 曾孫ですから「みつよ」の血は受け継いでいる筈です。 『大坂 なおみ』は、“肌の色”も“血筋”も複雑ゆえに貴重な存在です。 肉体的・精神的に“優性遺伝”を生かし、今後 益々活躍する事を願っています!  

私が『大坂 なおみ』を称賛するのは、単に北海道・網走市に“ルーツ”があるからです。 特別、テニスが好きなのではありません。 北海道には、先住民族に対する差別問題が存在します。 “アイヌ民族”の実情を考えた時、人種差別の問題を軽視する事は出来ません。『大坂 なおみ』の“黒いマスク”に変わるアピール方法が 我々にあるのか? 深く考える機会を与えられた「全米テニス選手権・優勝」でした!  

◎ 友人「鈴木 博詞」が製作した雪像『大坂 なおみ』


友人「鈴木 博詞」は、現役の“肖像画家”です。 十数年前から、趣味で札幌市民雪像を「チーム・キタキツネ」代表として手掛けています。 昨年は『大坂 なおみ』でした。(人気投票 1位) 今年は「リーチ マイケル」と、YouTubeで人気の「ヒカキン&セイキン」を、チームが請け負った様です。「ヒカキン」は、数百万円払ったと“ネット”で自慢していた様ですが、友人は労賃として「数十万円しか貰っていない」と嘆いていました。 中間業者が、大半を搾取した様です!  

◎「ヒカキン&セイキン」高さ6メートルの雪像


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