グリーンカードの申請のとき、セキュリティチェックで眉毛バサミ持ち込みダメだよと言われた話の続きです。コチラが前章。
26ドルもしたイタリアンのハサミ。捨てるの辛いけど、捨てるしかない!と通りに出てゴミ箱探したけど、
ゴミ箱に爆弾しかける悪い人撃退方法でしょうか、ゴミ箱がひとつも見つからない!
ボロボロのスクラブパンツを履いてる、黒いパーカーを着た、でっかいバックパックを背負うアジア人の怪しげな中年女性(私です)。
ハサミを持ってウロウロ。警察がいたら絶対事情聴取されそうっ!ドキドキ!
あぁ!良いアイディアが!
バックパックに入ってるサングラスケースにハサミを忍ばせ、街路樹の枝の間に置けば良いんだわ!
で、グリーンカード申請手続きが終わった後、何食わぬ顔で通りに出てきて、街路樹の枝の間に置いてあるサングラスケースを取りに行けば良いのよ〜!
でも、これなんか麻薬の取引みたいで怪しい?(ってbreaking bad見すぎ?)
無事、申請終わった後、すっきりした顔で枝の間に置いてあったハサミ、奪回してきましたよ〜。
ラッキー。誰にも使われてなかった〜。ホームレスのおじさんの鼻毛切りに使われてたら!ってドキドキだったのよ!
でも、アメリカ生活は苦労するぜい(って普通の人、アメリカに住んでてもこんなこと体験しないか〜)
申請する列に緊張した面持ちで並んでた、日本から来たばかり!っていう新鮮な感じの若い日本人女性とアメリカ人男性の新婚2人がいたのですが、
「アメリカ生活は大変よ〜。この一線を超えたら、簡単に後戻りできないのよ〜。アチラの人になってしまうのよ!
英語も大変よ。仕事もなかなか見つからないわよ。差別?とか思ってしまう嫌な思いをすることもあるわよ。あなたの横にいるこの男性と一緒にいたいと思う気持ちだけだったら、アメリカに永住するってリスク多すぎるよ。
ほんと、あんなに居心地良い日本を飛び出しちゃって良いの?」
とアドバイスしそうになって衝動を抑えるの大変でした。
だってそんなこと突然言っても「変な人」って思われるだけだもの。。。ダンナさん日本語わかるかもしれないし。
でも、すっ転んで破けたスクラブ履いて、膝から血を流してる髪振り乱したおばさんがそうやって話しかけてきたら、真実味が合ったかもね!
さ、そんなおせっかいなことばかりしてないで(って実際にはしてないけど)、骨ボックス見てきますかね。
今日は土曜日で授業は無いけど、コミカレの解剖生理学2のオープンラボ。先週ぶっち(懐かしい?)した先生、ちゃんと忘れないで来てよ!