思いの外低い。
東京の住民票上の人口13,982,622人中13,982人が感染しているかもしれない計算。
1,000人に1人。
ということはマスク+手洗い効果なのか。
先日ソフトバンクが行った抗体検査の方がサンプル数が多い(5.5倍)ので、そっちの結果をベースにしても日本全国で269,800人の感染者がいるかもしれない計算だから、少なくはないが欧米のPCR検査による感染判明数から推定される潜在感染者数と比べて多くもない。
日本人口の1%(126万人)くらいサンプルが欲しい。
使用した測定機器は、異なる免疫測定法を用いた3種類の装置。陽性の判定をより正確に行うためとして、米国Abbott社(化学発光免疫測定法[CLIA法])およびスイスRoche社(電気化学発光免疫測定法[ECLIA法])の両方の検査試薬・装置で陽性が確認された場合のみ、陽性(抗体保有)と判定している。米国Mokobio
Biotechnology社(蛍光免疫測定法[FIA法])の試薬・装置での結果は参考値とした。
突然そこまで念入りにすると、他国の一般的な検査結果と比較しづらくなるし、「感染歴のある数を少なく見せるためじゃないか」(=オリンピックのため)と言われるだろうことを想定しておく必要がある。
だからこういう時は、平均的な検査手順でできるだけ数さばく方がいい。
念入りかつサンプルが少ないと、対象者を厳選した可能性があるとまだ言われかねないから。
東京都では、Abbott社の試薬では6人(0.30%)、Roche社の試薬では4人(0.20%)が陽性と判定され、両方で陽性となったのが2人(0.10%)となっている。参考値となっているMokobio
Biotechnology社の試薬では、3都府県とも1%以上が陽性と判定されている。
いちばん低い数字を選んだ感があるというか、さすがに「1%」と出たら日本に126万人感染者がいるかもしれないという話になるので、いずれにせよ他国と比較するなら検査方法を揃える必要がある。
じゃないと、
IQいくつ?→A:130、B:160、C:190
どうやって調べたの?→A:ウェクスラー、B:オンラインIQテスト、C:「これが解けたらIQ 190」のクイズが解けたから
的な状態になる。