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じわじわと迫って来る「コロナ第2波」~歴史が教える「第2波」の怖さ・・・

2020-07-04 00:18:26 | 最近考えること
今年は、コロナに翻弄されている内にあっという間に前半が過ぎ去り、早くも後半に突入しました。
そして、落ち着いていたコロナの感染者数は東京を中心にじわじわと拡大して、とても嫌な感じを受けています。

東京の昨日の感染者は107名と緊急事態宣言の解除後初の三桁となり、今日は124名・・・
日本全体でも昨日は195名、今日は205名と、一日当たり200名前後の日が続いています。

3か月前に7都府県に緊急事態宣言が発令される二日前、4月5日の東京の感染者数が141名だったので、
その時の感染状況に限りなく近づいています。

昨夜に緊急会見をした小池都知事は「感染拡大要警戒」状態にあると、横文字が多過ぎるという声を受けてか、
「東京アラート」という言い方を封印しましたが、逆にインパクトが弱い言葉になって強い危機感を感じられず、
改めて言葉が持つ印象の大きさを思わされました。

いずれにしても第1波が落ち着いた余韻も終わり、次の第2波の段階に来ていることは間違いなさそうですが、
前回と比べて医療機関の逼迫緩和や在宅勤務の定着などもあり、全体的な警戒心の弱い空気感が怖いです。

ところで、第2波の怖さは過去の様々な歴史が教えてくれています。

【スペイン風邪】

100年前に世界中で流行り多くの命を奪ったスペイン風邪は第1波よりも第2波の方が致死率が4倍も高かった。
その理由は、第1波の後ウイルスが鳴りを潜めている間に、より毒性の強いものに変異したためのようです。

不意を突かれた各国政府は急いで対策を取りましたが、時すでに遅し・・・第2波でより多くの命が奪われました。
本当にウイルスというのは何て奴だと思いますが、改めてウイルスを甘く見てはいけないと感じます。

【東日本大震災】

津波の第1波では無事だったのに、第2波、第3波で町が飲み込まれ命を落とした方が大勢おられました。
第1波が済んで安心しているところに襲い掛かって来るのですから、全く油断がなりません。

【1国2制度を崩壊させられた香港】

中国が国際公約を破り「逃亡犯条例改正案」を導入しようとして、大規模な反対デモで撤回させた香港ですが、
第2波のより強力な「国家安全維持法」の強引な制定により、香港の民主主義が破壊されようとしています。

【私の妹の旦那であった元義弟】

私の妹と姪っ子の信用を失う出来事の第1波ですったもんだし、本人に念書を書かせて何とか収まったものの、
その約束を破った取り返しのつかない第2波で、完全に家族の信用を失い離婚という結末を迎えました。

最後のはおまけ話ですが、第1波が落ち着いて甘く見ていると、第2波で取り返しがつかないことが起きる・・・
そういう意味の教訓でもあります。

世界でも中国、米国、オーストラリア、韓国などロックダウンを解除した途端に第2波が襲ってきている国もあり、
ワクチンや治療薬が出来るまでは、とにかく何とか経済社会の継続と感染拡大の防止を両立させるしかない。

第2波が恐れている程でもなく落ち着くことを願いますが、油断するとそこにつけこんでくるウイルスと向き合うには
引き続き警戒心を解かないことと、感染爆発した時のために備えておくことが何より大事かと・・・

2020年7月3日


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