「おかえり、ブルゴーニュへ」という映画を見てきた。
ブルゴーニュのドメーヌを舞台にした、家族の絆を描いた物語で、期待以上に楽しめた。
注目は、秀逸なムルソーの造り手として知られるJean-Marc Roulot氏が出演していること。氏は元々は俳優業に就いていたが、父親の急死に伴いドメーヌを継ぐことになり、俳優と2足のわらじを履くことになったらしい。この映画でも出演だけでなく、セラーでのシーンはドメーヌ・ルーロで行い、テイスティングのシーンの演技指導なども行ったとのこと。
映画の後は、Wine Market Partyへ。映画の半券を見せると、下記のワインが通常の半額以下の1000円で飲めるというので、飲んできた。
白 : Albert Grivault, Meursault 1er Cru Perrieres, 2014 (Bourgogne, France)
色やや濃い。黄桃、ハチミツの香り。酸しっかり。ムルソーのイメージらしくリッチな果実味だが、力強さの中に柔らかさも感じられる。ミネラル感もあり、余韻も長く、これぞ良質なブルゴーニュ白という感じ。MyPoint=93pt
