これもラベル不良でもらったワインなので、どういう造り手、どういうワインなのかは知らないで飲んだ。

この「カステロ・ダルバ」は、ルイ・ロボレド・マデイラ氏によるワインブランド。氏は、Beyra、Quinta da Pedra Escrita、Quinta do Coa、Quinta de Fafide、Quinta da Cassaと、計5つのワイナリーを運営しており、この「カステロ・ダルバ」はそれらのブレンドしたもののようだ。

スタンダードレンジ、Reservaとあって、この「Vinhas Vehlas」はその上に位置する上級レンジのようだ。Vinhas Vehlasの中でも、Grand Reserva、Limited Releaseといった上級版があるっぽい。

この2015年ヴィンテージは、Touriga Nacional 75%、Touriga Franca 15%、Tinta Roritz (テンプラニーリョ)10%のブレンド。アルコール度数は14.5%。新樽と旧樽両方を使って、18ヶ月熟成。

色は濃い。プルーン、ブルーベリーの香りに、香水っぽい華やかな香り、そしてややタバコのようなニュアンス。果実味は豊富で、渋みも十分のフルボディ。アルコール感はやや強いが、酸味も適度にあってバランスは悪くない。

特に期待していなかっただけあって、思ったよりまとまっているという印象。

日本ではこれと同じキュヴェは売られていないが、下のReservaが1600円前後、Vinhas Vehlas Grand Reservaが2500円程度なようなので、値付けするなら2000円前後？だとしたら、十分納得のいく価格だと思われる。

MyPoint : 87pt

コストパフォーマンス : ***