暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

厚生・国民年金統合案

2020-05-30 05:32:02 | 暮らしの中で


厚生労働省は、新型コロナ感染拡大していた3月に年金制度改正法案を、
     国会に提出し、まともな議論なく5月に共産党を除く与野党の賛成で、
衆院を通過、今国会での成立が確実となった・・年金博士の北村庄吾は怒り指摘する。

【今回の制度改正は年金のあり方を大転換する内容で、株価暴落で将来の年金給付の
   べ-スとなる積立金が毀損しているのだから、制度改正が狂ってしまい、
コロナのドサクサでまともに議論もなく場当たり的に制度改正を行おうとしている】。

この年金制度改正の先には、サラリ-マンにとってもっとも厳しい改革が待ち受け国民年金と
厚生年金の積み立ての統合だ・・・パ-トや自営業が加入する国民年金は、厚生年金より
財政が厳しく、積み立も極めて少ない、厚生年金の積み立て約158兆円に対して・・・
国民年金の積み立て約9兆円(2018年度末)しかなかった・・そこでコロナ危機と株価大暴落が
追い打ちをかけた・・年金積立の統合は、厚生年金積立の保険料で国民年金を支えようとするが
サラリ-マンの年金は減ることになり、統合問題が表面化したら大きな批判がを呼ぶだろう。
厚労省は、つきぎの年金改正で国民年金と厚生年金の積立金の統合を検討している。

巨額の債務はコロナ危機でさらに膨れ上がり、破綻が近づきつつある今回の年金制度改正で、
到底近い将来の年金破綻を防ぐことはできない・・年金積立が底をつけば現役世代が1年間に
支払う保険料は高齢者の年金給付に回す【完全賦課方式】に移行し、厚生。国民年金も大幅に
減額されることになる…今、国民に年金の真実を詳らかにして国民議論にすることだ。

(年金制度の隠れ債務といえる積立金不足1110兆円に上がる)と試算されている。

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