[Vol.217]
先日、日経MJより
「2018年ヒット商品番付」が
発表されました。
これは日経MJが
消費動向や世相を踏まえ、売れ行き
開発の着眼点、産業構造や生活者心理に
与えた影響などを総合的に判断して
半年ごとに作成しているものです。
半年前と比較して
6つの商品が残っていました。
表現が変わっているものもあります。
2018年
ヒット商品番付より
個人的に気になるものを
取り上げてみました。
● 西横綱 TikTok ・・・
音楽に合わせ15秒の口パク動画
若者を中心に5億人が利用。
企業価値は8兆円ともいわれています。
個人的には
動画内容に継続性を感じないため
一時的な流行りとなるか、もしくは
形が変わっていくものと思っています。
● 東大関 スマホペイ ・・・
QRコードやバーコードを
使った決済サービスです。
現在、PayPayが
20%還元キャンペーンを行っており
飛躍的に利用率が拡大し、
一気に普及すると思われる。
個人的には、ソフトバンクの得意な
バラマキ手法に多くの人が乗っかっており
100億円キャッシュバックには
お得なので、私も同乗しております。。
現在これに合わせて
他社もそれなりのキャンペーンを
行っています。
キャンペーン後の還元率は
他社より劣る可能性もあり
100億円終了後は
他を利用する予定です。
● 西大関 サブスクリプション ・・・
月額等で支払うと期間内は
使い放題になる
定額制の料金体系サービスです。
以前は
音楽・動画などが多かったが
衣料品や家具、飲食などに広がっており
顧客との関係性を深める
囲い込みサービスとして
ますます広がっていきそうです。
● 西前頭6枚目 1000円食パン ・・・
1本(2斤)1000円程度の高級食パン
風味や食感が話題を呼び
専門店が増えています。
低価格で勝負せず、商品力と話題性で
成功した戦略ですが、
あまり多店舗に広がると
飽きられたあとが大変です。
● 西前頭13枚目 ごちガスト ・・・
20組に1組飲食代無料キャンペーン
18万組が当選、来店増に寄与。
現在PayPayも同様のサービスを展開
20回行けばタダなのだから
そのお店に行こうとする心理が働きます。
飲食店の原価率などを考えて
来客数が増えれば
利益は発生するため
閑散期に行うとかなり効果的と考えられます。
● 技能賞 紙ストロー
プラスチックの海への流出を
抑えるため紙ストローが脚光を
浴びています。
コスパのよい商品ができれば
一気に普及する可能性があり
今後の展開が楽しみです。
これらが
個人的に注目した
ヒット商品番付でした。
番付をみて
流行や企業戦略を考えると
とても学びとなります。
ビジネスチャンスを
逃さないためにも
日々アンテナを張っておきましょう。
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