[Vol.250]
先日
お客様より連絡があり、
ZOZOの株が気になるから
相談に乗ってほしいと連絡を
いただきました。
(私は
元々証券会社にいたので
株や投信、為替の相談を
いただく時も度々あります。)
(ゾゾスーツを利用したオーダーメイドスーツ姿)
株の相談の際には
会社の株価指標を調べ
(PER.PBR.ROE.配当など)
チャートを自分なりに分析し、
経済状況などから
将来展望とリスクなどを
自分なりの見解をお話しいたします。
対象企業が
小売りやメーカー
サービス業などで
長期保有を
検討している場合は
実際に
その商品やサービスを
利用したことがあるのかなど
どうしてその株式に
興味を持ったのかも
ヒアリングもさせて頂きます。
お客様は
ZOZOの前澤社長の
行動、考え方、人柄などに
惹かれて
「何かやってくれそう」 と
言っておられました。
これも一理です。
(「宇宙へ行く」や「個人から100万円お年玉」
なんてなかなかできるものではありません。)
上場会社の創業者である
経営者のマンパワーで
大きくなった企業は
他にも多くあります。
ソフトバンクの孫社長
日本電産の永森社長
楽天の三木谷社長
ファーストリテイリング柳井社長
ニトリの似鳥社長 など
(会長、社長、CEOなど社長でまとめてしまいました)
(柳井社長と孫社長)
『この経営者は
何かやってくれそう』
という
期待があり
その時の株価指標が
割高であっても
期待にこたえ、マンパワーで
業績も株価も大きく上げてきました。
そのため
一理あり なのです。
その後
お客様は
ZOZOの株式を
購入されていました。
どうなるかは
わかりませんが・・・。
しかし
経営者に
マンパワーがあれば
社員も、株主、金融機関や
その他取引先など
ステークホルダーが
将来を期待して
どんどん協力してくれます。
一方で
マンパワーが強すぎる と
会社 = 経営者
となりますので
いくら
経営者の理念が
企業に浸透していても
本人がいなくなると
やはり不透明感が
生まれてしまい
人が離れていくケースも
見受けられます。
株式市場は
特にシビアです。
先ほど上げた
経営者がいる
企業株式を保有していたとして
経営者が亡くなっても
株を保有したいですか?
これがリスクです。
中小企業にも
同様のことがいえます。
「何かやってくれそう」な
経営者は期待されます。
しかし
リスク も
想定しておきましょう。
お問い合わせ・ご相談は こちらまで
https://ws.formzu.net/fgen/S62780690