私は、英語が好きで、今でも勉強を続けています。
海外も大好きで、ここの所毎年行ってます。
特にアジアが好きです。

子供が小さいころ、アジアに移住するか真剣に
検討したことがあります。断念したのですが、まだ
その夢は捨てていません。子供がストレートに大学へ行けば
あと12年で教育費の支払いはなくなります。

そのあとなら・・・と考えています。
世界情勢がどうなっているか、大体、そんな年齢で仕事が
あるのか、もちろん、そこが問題です。

旦那の仕事は技術職でアジア方面では仕事が特にあります。
なので、旦那も海外で働くことに今でも夢を持っています。

でも、私は英語が好きで勉強してますけど、旦那はどうして
海外に行きたいなんて思うんだろうと、不思議に思ったんですね。
言葉ができない40代おっさんが海外行きたいなんてあまり
お目にかかれませんよねえ。

すると、高校時代の塾の先生の影響を強く受けていることが
わかりました。

塾の先生はアメリカに留学経験があるとかで、留学をたきつける
ような発言が随所に見られたそうです。現にそこに通っていた
義弟は留学してますからね。でも、田舎の公立高校に行くような
特に年収も高くない一般家庭の子弟をとっつかまえて、留学
思考を植え付けるってどうなんだろう・・・と思うんですよ。
しかも、高校時代に留学するのがいいというんです。
大学に行ってしまうと将来がすでに狭まっている。
高校時代に留学すればこれから何にでもなれるわけだからと。

義弟のほかにも留学した子、いたらしいです。

あと、本の影響もあるみたいです。経済のことを書くような
評論家？作家？あえて名前伏せますけど、も留学推進派だった
みたいです。

旦那は高校時代、親にも高校の先生にも留学したいと訴えた
そうです。でも、旦那の性格から留学に向かないのではないかと
先生が言い、話は流れたそうです。

まあ、それで話が流れちゃうのですから旦那の留学熱はそれくらい
なんですよね。

田舎で世帯年収が大幅に都心より下がるのに留学思想を植え付ける
大人ってどうなんだろうと思います。いつか海外に、とかそういう
のではなく、高校時代に（親のお金を使ってということですもんね）
留学するのがいいと言い切っちゃうんですよ。大学でワーホリに
海外に行く友人はいました。でも、それではだめだというんですよ。

罪深いと思います。義弟は高校で留学したため、現地で大学に
進学できませんでした。お金が続かなくてです。

義弟の件は極端だし、高校からすばらしい大学に行ってすばらしい
人生を歩んでいる人もいるかもしれない。でも、高校時代って
多感な時期。その時に出会う人で人生の選択が大幅に変わってしまうと
思うと、怖いなあと思います。