2歳半ごろから通ってる教室(一種の塾)に7月下旬に進路について相談に行きました。本人は大学には行きたくなく専門学校に行きたい(そうとは言っても方向性は全く決まってない)
その時に、どっちを目指すにしても1日2時間勉強が必要だ(これは高校の三者面談でも言われた)、ってことで8月から私ができる日は30分勉強をやらせることにしました。たまに1時間。
一度、頑張って2時間勉強やらせたんだけど、私がへとへとになってしまって、断念。だって、30分を4回ってことにしても30分やらせるだけで、めっちゃエネルギーいるんです。すぐやめようとしたから(8月)
なので、私の体調と相談しながら少しずつ増やして高2の始めごろに2時間するようになったらいいかなと。
今はやっと30分続くように。とは言っても日によっては15分くらいでやめようとする。
まあ、まだなかなか自発的には教室の宿題をやらない。で、数学がうーくんは好きなんだけど、いつものように「さ、勉強しよう!」と声をかけ、横に座って問題を見たりしてた。
やっと本題。ずっとⅩだのYだの方程式だったんだけど、最近、すごい難しそうな問題なんです。文章題で、「命題」だの逆、裏、「対偶」だの「背離法」だの。
チンプンカンプン、さっぱり分からない。えー、うーくん、こんな難しい問題解いてたの?
私は中3の途中から勉強がイヤになり、高校入ってからは私大文系の入試に必要な科目以外はまともにやらなかったんです。なので理数系は全く分からない。
一応健常者(発達障害の気はあると思うけど、正社員で4年働き、派遣で何か所かで仕事をまともにやってたし人間関係も問題なかったので)である親の私が全く理解できない問題を解いてるなんて。
感動。
1歳半健診では、指差しもせず、言葉も出ていない、呼んでも振り向かなかったうーくんが、こんな難しい問題を解いている。
ある意味、健常児の発達より数倍すごいんじゃないかと思う(親バカ炸裂)
本当に、この子育てはわるくない、この子の母親でよかった、この子を産んでよかったと心底思った。
こんなことを感じるようになったのは中学に入ってからかな。それまではやっぱり周囲との差を感じることが多くて、小4でやる1/2成人式もやらなくていいよ、って思った。
もちろん、自閉っ子も発達障害の子も成長はそれぞれなので、うーくんと比べる必要はない。その子なりの成長がある。
まだお子さんが小さい場合は大変なことだらけで全てが遅れてるように見えるかもしれない。(うちはそうだった)
でもある程度の年齢になれば(それも一概に何歳と言えないけど)きっと感動することも増えてくると思う。
その時に思うんです、ある意味、素敵な子育てだなって。