7月に入った。
6月から、長坂塾も新塾生が増え、ようやくスタート地点に立った感じの7月だ。
もっともそんな呑気なことは言っておられず、世の中の受験生は、すでに小論文にしっかり取り組んでいるであろう。
相変わらず、小論文は
「文章力だ」
「起承転結が大事だ」
「このテーマがでたらこれを書け」
「小論文は最後の1行まで埋めろ」
「添削しかしない」
といった謎だらけの不思議な指導も多いが、多くの受験生がちゃんとした小論文指導を受けることでききることを願っている。
私のところにも、遠方で通うことができないがオンラインでの小論文指導を受ける生徒、さらには大学院入試をうける外国人の方といった多様な人が来てくれるが、それでも例年に比較し出足は遅い。
今年は夏休みが非常に短く、さらには7月の初めには定期考査が組まれているケースが多いことも影響しているのではないか。
もっとも取り組む人はすでにしっかりやっている。
そう思うと、今年の小論文の差は、例年以上に大きく、言い方を変えればしっかり取り組めばチャンスであろう。
一方、日本史もオンライン組も含め、6月に人数も増えた。
日本史は、結果が非常にわかりやすく、2年次からスタートし、コロナの休校期間中にも取り組んでくれた生徒はすでに点数も高く、前途は明るい。
日本史を暗記に頼るのは愚の骨頂だし、教科書を読めなんて指導は論外であるのは結果からみても明らかだが、それでも私のものとにやってくる高校生のほとんどが、そういった妙な迷信を信じていて、なおかつ点数が悪い。
いつも書くことだが、以下の言葉は、本当に信じないほうがいい。
「日本史は覚えるしかない」
「年代暗記は大事」
「教科書を読みこめ」
「日本史はあとからなんとでもなる」
「問題のやり直しを赤で書き込め」
これを言う人は、たぶん日本史の指導経験がない。
根性論や精神論も時には大切だが、上記はそれしかない。
まだ7月は決して絶望の時期ではないが、これが8月になるとかなり苦しく、9月は日本史はもう絶望的だ。
日本史は「日程」を意識した指導が重要であり、この「日程」を無視した指導が多く行われていることも、受験生を不幸にしている。
長坂塾に体験に来てくれる生徒には、小論文でも日本史でも、まずはこうした誤解を解くことから始める。
できれば受験生の皆さんが、遠回りにならない取り組みをしてほしいからだ。
日本史や小論文は、しばしば他の教科の「ついで」に指導される。
厳しい言い方だが、そういう舐めた指導は、指導者のプライドを感じないやり方で、親切でもない。
どこでも指導を受けるかは本人の選択だが、きちんとしたプロの指導を受けることは、勉強でもスポーツでも上達への道だ。
長坂塾では7月、8月に日本史の夏期講習を行います。
詳しくはこちらをごらんください。
すくなくとも、学校の授業とは大きく異なる内容であり、上記の言葉を否定する意味が必ず理解できると思います。
また、小論文の体験もよかったらお問い合わせくfださい。
無料の体験だけでも、必ず役に立ちます。
ご連絡先は080-5829-9846です・