香港エクスプレスUO823便 広島→香港 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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6月から7月にかけて香港、広州(中国)、澳門、ホーチミン(ベトナム)を2週間ほどかけて周遊してまいりましたので、今回からその分を少しずつお届けします。

 

 

今回は広島空港からの出発です。

広島空港は広島県三原市に位置し、福山駅や三原駅からも路線バスが運行されているため岡山県からでもとても利用しやすいです。今回は福山駅からのリムジンバスを利用して到着しました。

広島空港は2018年7月の豪雨災害の影響で周辺道路に大きな被害がありましたが、2018年7月17日より全てのアクセスバス路線が運行を再開しています(但し通行止めにより迂回や減便ダイヤとなっている路線もあります)。渋滞等で普段より所要時間が長くなっている路線もありますので、空港を利用する際には時間に余裕を持ってお出かけされることをおすすめします。

広島空港へは、香港のほかに、台北、上海、北京、大連、シンガポールなどからも国際線が就航しており、中国地方では有数の国際空港となっています。香港便については2018年7月現在、火曜、木曜、土曜日と週3往復が運行されています。

 

 

搭乗日の香港行きは広島空港15:30発で、カウンターは13:00からのオープンでした。

広島空港ではオンラインチェックインをした方向けの専用カウンターもあり、事前にオンラインチェックインをしておくと短い待ち時間でチェックインを終えることができます。今回はオンラインチェックインを利用しましたが、自動配席で窓側が指定されました。

 

 

チェックイン後は時間がありましたので、展望デッキにて昼食をいただきました。

広島空港には多数の飲食店が入居しているほか、空弁を販売する売店や、コンビニもあります。

なお、2018年7月の豪雨災害の影響で休業している店舗もありますので、営業状況については広島空港のホームページにてご確認ください。

 

 

出国審査は14:00よりスタートしました。広島空港ではボディチェックの最新の機器で行っており、チェックの際に回転して体をスキャンします。

このため、保安検査場が混雑することもありますので、早めに通過されることをおすすめします。

この日は出国審査の開始直後に通過したため、長い時間待つことなくゲートまで到着することができました。

 

 

国際線の就航数の多い広島空港では国際線の待合室も広く取られており、快適に過ごすことができます。

何か所かに携帯電話の充電が可能なコンセントとUSB充電ポートも完備されています。

出国エリアの店舗はお土産などを販売する免税店のほか、飲み物と軽食を販売するドリンクコーナーもあります。

自動販売機もありますが、市中の価格よりも数十円ほど高い値段設定となっています。

 

 

搭乗は出発の30分ほど前から始まりました。最初にお手伝いの必要な方と優先搭乗を申し込んでいる方から搭乗がスタートし、その後は後方座席の乗客→全ての乗客の順に搭乗が進んでいきます。

 

 

今回の機材はエアバスA320型機で、LCCタイプの機材が充当されていました。

機内は革張りのシートが3列+3列の配置で並んでいます。

今回はほぼ満席で、運航日こそ少ないものの香港エクスプレスの搭乗率の高さを実感しました。

 

 

LCCタイプの機材ですので足元はあまり広くありませんが、香港までの4時間弱の所要時間であればさほど問題はありません。

座席ポケットは上部にあるため、小物などを入れておくことはやや難しいと思います。

 

 

飛行機は定刻通り15:30に広島空港を出発。待ち時間もなくすぐに離陸しました。

 

 

香港エクスプレスはLCCですので、機内食等は全て有料です。座席ポケットにあるメニューを見てみると、以前よりも食事メニューが充実しており、パンなどの軽食メニューも増えていました。

なお、食事時などは早々に売り切れてしまうケースもありますので、確実に食事を楽しみたい時は事前予約をおすすめします。

機内食販売では一定額以上でクレジットカードの利用が可能であるほか、香港のICカードであるオクトパスカードで支払いもできます。

 

 

香港エクスプレスの機内では就航地の交通機関の乗車券なども販売しています。

香港行きでは香港空港と青衣、九龍、香港を結ぶ機場快線の割引チケットを販売しています。

日本行きでは香港からの旅行者向けの乗車券を取り扱っており、一部日本人が購入することができるものもあります。

右の写真は日本人は購入できない乗車券ですが、四国への旅行者向けにJR四国のフリー乗車券や香川県の鉄道や小豆島等へ行くフェリーが乗り放題となる乗車券が販売されていました。地方都市への訪日客の商品販売も積極的に行われています。

 

 

機内誌でも日本方面の情報が中心に掲載されており、そのうち香川県の紹介は2ページも割かれていました。

栗林公園や丸亀町商店街等の定番の場所だけでなく、直島や豊島といった離島まで網羅されているのには驚きました。

一方、今号では広島の紹介はほとんどなく、今後発行の号での掲載が期待されます。

 

 

機内免税品の販売は定番の化粧品や酒類はもちろん、香港エクスプレスのオリジナルグッズも多数あります。

 

また、香港への入国カードは飛行機が安定飛行に入るとすぐに配布してくれます。

 

 

今回は食事時でもなかったので機内食は注文せず、現地での予定を立てたり、地図を開いたりして過ごしました。

4時間弱の飛行時間はあっという間で、気が付いたときには眼下に香港の街並みが見えてきていました。

 

 

今回は屯門公路側からのアプローチで香港国際空港に着陸。飛行時間が全て明るい時間であったため、離陸から着陸まで風景をじっくり眺めることができました。

 

 

香港国際空港へは20分少々早く到着。今回はボーディングブリッジからの降機でした。

入国審査が多少混雑していましたが、長い時間待つことなく到着ロビーまで移動することができました。