待たずに乗れる便利な市内バス! 中壢客運1路 中壢分局(中壢駅前)→復興中正路口(桃園駅前)の続きです。
桃園駅に到着後は駅の後站(裏口)側より、經國轉運站行きの桃園客運189路に乗車しました。
189路は桃園市郊外に新設された經國轉運站(經國高速バスターミナル)へのアクセス路線として2018年5月1日に運行を開始した路線です。
元々運行されていた武陵、龍安街経由中正藝文特區行きの188路を經國轉運站まで延伸する形のルートになっており、これらのエリアから經國轉運站へのアクセスに便利な路線となっています。
桃園駅側の始発地は桃園後站と掲示されていますが、桃園駅裏口にある桃園客運のバスターミナル(桃客總站)からの発車となります。
運行は朝6時~22時まで30~60分おきに行われています。
車両は中国宇通製のトップドア車が使用されていました。主に台北方面の高速バスなどで使用されている車種ですが、189路は全区間を下道で運行するにも関わらずこちらの車両が使用されており、少し乗り得に感じられました。
但し、便によってはノンステップバスが使用されることもあるようです。
座席にリクライニングの機能はありませんが、ハイバックシートが採用されていてゆったりと座ることができます。
バスは桃客總站を出発すると、桃園駅西側の道路を通って臺鐵の線路を越えていきます。
桃園駅の表側通りにはバス停はなく、表側の最寄りのバス停は民族路口という少し離れた場所になっています。桃園駅付近からこの路線を利用される際はやはり駅裏側の桃客總站から乗車した方が便利だと思います。
バスは南門市場などを経て、1路などが通る台一線に入りしばらく西方向へと進路を取ります。
桃園市政府や桃園法院なども経由しますので、1路から189路に乗り継ぐ場合は中山三民路口~宏太社區の間のバス停で乗り継ぐとよさそうです。
宏太社區を過ぎるとバスは台一線を離れ、龍安街を北上します。龍安街バス停の先で右折して今度は東寄りへと進路を変え、来た方向へ戻るように進んでいきます。
その後も右左折を繰り返し、文山、向陽運動公園などを経由します。一部の区間は189路のみが通る単独区間となっています。
桃園駅表側から続く永安路へ入ると大園方面へのバスと同じ経路に入ります。
その後、中正路に入ると台北行きの高速バスなどと同じ経路に合流し、沿線の主要バス停である中正藝文特區に止まります。
桃園駅付近から中正藝文特區付近までの需要も高く、このあたりでバスを降りていかれる方の姿が目立ちました。
中正藝文特區を出るといよいよ終点の經國轉運站へ向けていきます。中正路を離れて少し狭い南平路を進みます。
南平路を進んだ後、經國南平路口からは經國轉運站のある經國路へと入ります。
南崁河にかかる經國橋という小さな橋を渡るとバスはまもなく經國轉運站に到着となります。
そしてバスは桃客總站から1時間ほどで終点の經國轉運站(幸福路口)に到着しました。桃園駅から直接經國轉運站へ行くわけではなく、西側に大きく迂回して沿線の需要を拾っているため、区間にしては所要時間は少し長いという印象を受けました。
經國轉運站での降車場所は經國路沿いの經國轉運站の建物から交差点を挟んで対角線上にある「經國轉運站(幸福路口)」となります。
バスは經國轉運站の敷地へは入らず、この後は先の道をぐるりと回り、すぐに桃客總站へ向けて折り返していきました。
なお、桃客總站方面のバスは道の向かい側にある經國轉運站(幸福路口)バス停から乗車できるようです。
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