20代を過ごした海外生活で記憶に残る、語学のエピソードをシリーズでご紹介しています。
大学生活の最後をハワイ留学で締めくくり、外資系製薬会社に就職しました。
実は、英語を真剣に学ぼうと思ったきっかけは、この会社に内定をいただいた時、人事担当の方から
「TOEIC 700くらいはほしいね」と言われたことです。
大学3年生だったその時から必死に勉強を始め、500点もなかったスコアをぐんぐん伸ばし、留学後には800点を突破!
さらに英語力を高めるため、日本でも常に会話のチャンスを探していた時、会社の幹部も参加する大きな立食パーティーがありました。
当時の社長は日本語をほとんど話さないアメリカ人。
ここぞとばかりに駆け寄った私は、
「お酒は好きですか?」とたわいもない質問を投げかけました。
お酒が入ると、外国語でも多少饒舌になれます(笑)
しかし、本来 alcohol というべき所を liquor と言ってしまったため話が通じず、何度も聞き返されることに・・
社長はとても紳士的だったのですが、話が盛り上がらず申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
芽を出し始めた英語に対する自信は一気に打ち砕かれました(苦笑)
しかし、語学学習は失敗してナンボの世界!
その後もめげずに学び続けました。