千葉・東京の出張撮影、カメラ講座

いちたすかめらの kubori です☆

 

 

今日は大切な方とお別れをしてきました。

 

 

ちょっと長くなってしまうし

涙ながらに書いたから読みづらいところがあると思うけれど。

自分の気持ちのままに、

この気持ちを忘れたくないから

ちょっとブログに書き留めます。

 



 

大切な方とは

 

親族でも友人でもない

家の前に住んでいる近所のおばあちゃん。

 

今日、永遠のお別れをしてきました。



 



 

近所のおばちゃんが大切な人?

って思う方もいるかと思うけど

私の家のご近所さんはすごく仲が良くて

 

ここに引っ越してきてから25年間

本当に孫のように可愛がってもらってたんです。

 

 

すごく元気なおばちゃんで

朝の通学・通勤の時には

だいたい家を出ると

おばちゃんがお花に水をあげたり

わんこのチャオのお散歩に行く時で

元気に

「おはよう〜!いってらっしゃいね〜!」

って声をかけてくれたり。

 

 

おばちゃんとっても料理が上手だったから

お赤飯とかおかきをくれたり。

(特におかきが本当におせんべい屋さんのものより美味しくって

くぼた家の大好物!)

 

 

 

私通勤の時は最寄りの駅までが遠いから

原付で通っていて。

 

真冬の原付って本当に寒いんです。

 

しかも前職の時はスーツのスカートだったから

足がもうとっても寒くて。

 

それを見たおばちゃんが

 

「毎朝足寒いでしょー!

おばちゃんが腰に紐巻ける膝掛け作ってあげるよ!」

 

って言って

バイクでも危なくないような膝掛けをお手製で作ってくれたたり。

(しかもちゃんと見た目も気にしてくれて

表はチェック柄で裏地はピンクで可愛い!)

 

もう本当に思い出が尽きない。

本当に元気で明るくて

いつもみんなに元気をくれるおばちゃん。

 

 

ご近所さんのおばちゃん達が本当に仲が良くて

学生の頃、朝ゆっくり寝てると

近所のおばちゃん達が集まってて楽しいそうに

井戸端会議をしてて

その楽しそうな声がすごく心地よかったな。







 

 

それが当たり前の日々だったけど

半年前、急におばちゃんが明るく

 

「末期ガンになっちゃってあと半年くらいなのよー!」

 

って。

 

 

隠すことなく、いつもの明るい感じで言ってくれたけれど

我が家はすごく大きな悲しみに。

 

 

でもおばちゃんはいつも通りすっごく明るく元気で

そこも本当にすごいなって思ってた。

周りに気を遣わせない。

おばちゃんが一番前向きだったなって思います。

 

 

でもおばちゃんがいなくなってしまうことの他にも

もう一つすごく悲しいことがあって。

 

 

それはおばちゃんが飼ってたワンちゃんチャオとのお別れ。

 

 

おばちゃんはもうだんだんと体の自由がきかなくなってしまうから

チャオを飼えなくなってしまったんです。

 

親族の方でも飼えなくて

一度は他の方に飼ってもらうことも検討したみたいですが

もうおばちゃんとの生活が長かったから…

 

飼い主と離れなくてはいけなくなってしまった

ワンちゃんの施設に行くことに。

(保健所とかじゃなくてとっても大切にしてくれる良いところ!)

 

 

我が家のわんこと同じ犬種だし、

すごく思い入れもあったからすごく悲しかった。

でもどうすることもできなくて。。。。

 

 

なんだか自分がすごく不甲斐なかった。

 

 

でも今までこんなにお世話になったおばちゃん。

大好きだったチャオ。

 

 

その二人に何か少しでも恩返しができないかなって思って。

 

 

私に何ができるのかなって考えたら

やっぱり写真だった。






 

 

もう写真を撮ることを思いついた時には

おばちゃんはもう治療で瘦せ細っちゃってて

そんな姿で撮るのは嫌かな?とも思ったんだけど

おばちゃんは喜んでくれて。

 

 

そしていつものお家の前で

いつもの姿のおばちゃんとチャオの写真を

撮らせてもらいました。

 

私としてもその姿がすごく好きだったから

私のためにもその姿を残しておきたかった。

 

 

写真を現像して渡した数日後

チャオはおばちゃんのお家を旅たちました。

 

 

 

そして今日、おばちゃんもお家を旅立ってしまいました。

 

今日告別式にも参加させてもらったんだけど

最後のお別れをした時

私が撮影したチャオとおばちゃんの写真が

おばちゃんのお顔の一番近いところに置いてあって。

 

 

涙が止まらなかった。

 

 

この写真を撮った時には当たり前にあった日常が

今はもう見れないだなんて。

 

おばちゃんの声がもう聞けないだなんて。。。

 

 

 

でも告別式が終わった後に親族の方に呼び止められて

 

「写真本当にありがとうございました。

すごく良い記念になりました。

データも欲しいんですけどまだ残ってますか?」

 

って。

 

 

もうなんて言えばいいのかな。

もちろん悲しい気持ちがたくさんなんだけど

その中に嬉しさもあって。

 

 

写真喜んでもらえてたんだな。

残されたご家族にとって、

今後のおばちゃんがいない人生を歩んで行く時に

側にいれる大切な一枚になることができたのかな。

おばちゃんにも少しは今までの恩返しができたのかな。

 

 

って。

その言葉を聞いてまた涙が止まらなくなっちゃいました。

 

 

 

写真って、

いい時を残すためのものでもあるけど

そっと側にいてくれて支えてくれるものでもあるんだなって。

 

少しでも恩返しができた気がして

嬉しかった。

 

 

本当におばちゃんが大好きだったし

近所が仲良いことは私の誇りでもあった。

 

きっと今後どんどんご近所のおばちゃん達は旅立ってしまっていって

この街の風景も変わっていってしまうと思うとすごく悲しい。

 

 

でもおばちゃん達が私たちにしてくれたことを

私が次の世代に返していけたらいいのかなって。

 

その方がおばちゃんも喜んでくれるかな。

 

 

おばちゃん。

いつも明るくて優しくて

命の限りを悟ってもその中でもすごく前向きで

周りの人のことを考えていて。

 

そんなおばちゃんが本当に本当に大好きです。

今まで本当にありがとうございました。

 

天国でもおじちゃんと仲良く笑ってるのかな。

天国でも元気で笑顔満開のおばちゃんでいてね。

 

本当に本当にありがとうございました。

ご冥福をお祈りしております。




 

 

 

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