私はタロットカードの中で『節制（TEMPERANCE）』というカードが好きです。
カードそのままのイメージは、異なるカップ（2つの異物）同士を混ぜわせて1つにする。
例えば、異質な物を受け入れる、他人を受け入れる、異文化を受け入れることによって、新しいモノが生まれるという事です
でもそれは、カップから水をこぼさないようにしている絵柄から、神経を集中させて行うかなりの慎重さと冷静さを伴う作業です
さらにここから私がイメージを発展させて思うことは、『令和』という年は。
『異なる生き物を受け入れる』
犬や猫などの人間以外の哺乳類、爬虫類、両生類、昆虫、魚類、植物。
彼らが居ることで私たち人間が生かされている事実を無視したり、知らないで済ますことはとても無知で恥ずかしい事。
彼らを理解し、受け入れる発想なしで、自然環境は良くなりません。
次に
『障害者を受け入れる』
彼らは障害を負っている人ではなく、私たちに『気づき』を与えてくれる人です。
言わば、私たちの代わりに目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったりしてくれているのです。
だから感謝はしても、差別をするのは間違っています。
せっかく地球上で最も大きな脳を与えられている人間が、正しい事に知能を使えないことはとても愚かな事だと思います。
私が平成の頃から感じているのは、
意識の高い人、そうでない人の差が非常に開いてきたなと
そして目上の人や老人に対しても尊敬の念がなくなって来ている
これは私の個人的な感覚ですが、
昭和の時代は、8割強が善人だったように思いますが、平成になってからはその割合が減って来たように感じています。
なので『令和』という時代は、
皆が意識を高く持って、全ての生きとし生けるものに感謝と尊敬の念を持って礼（令）を尽くし節度を持って、皆が和やかに過ごせる時代になって欲しいし、私もその努力をしたいと思っています