鬼門だらけの阪神タイガース。ファン歴40年の作家が、阪神タイガースが負ける訳を人知れず分析して呟くブログ

東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、名古屋ドーム等の鬼門球場や聖地甲子園で繰り返される阪神の負け試合を中心にアーカイブ

藪が1992年を持ち出して、守って優勝した歴史はないと言うので比べてみた(投手編)。

2019-01-19 23:04:16 | スポーツ
藪が守って優勝した歴史はないと、1992年を
持ち出して語っていた
ので、検証してみた。

<1992年先発陣>
1、仲田幸司14勝12敗1S 防御率2.53
2、湯舟敏郎11勝8敗 防御率2.82
3、中込伸9勝8敗 防御率2.42
4、野田浩司8勝9敗1セーブ 防御率2.98
5、葛西稔6勝8敗 防御率3.83
6、猪俣隆5勝5敗 防御率5.00

1年限定の狂い咲きだった仲田を今の
選手にたとえるのは難しいが、強いて言えば
ガルシアか。

この年の湯舟は、後半抜群の安定感だったが、
左右の違いはあれど、西に匹敵か。

中込は、しっかりした下半身で重みのある球を
投げるという点で、秋山と似ていた。

野田は、速球とフォークで調子のいい時は
手も足も出ないというところが、藤浪か。

葛西は、同じ変則投手ということで青柳か。

今年は、それ以外に、メッセンジャー
岩貞、才木、小野、高橋遥人もいる。
先発陣に関しては、
今年の方が総合的に上だろう。

<1992年中継ぎ・リリーフ陣>
中西清起 31登板
2勝5敗3Sセーブ 防御率4.76
御子柴進 29試合
1勝2敗 防御率1.53
弓長起浩 51登板
4勝1敗4S 防御率1.35
田村勤 24登板
5勝1敗14S 防御率1.10

田村の神がかり的なリリーフは凄かった。
左サイドから放たれる146キロの直球に、
対応できる選手はほとんどいなかった。
が、明らかに登板過多気味で
7月には故障で登録抹消。
後半戦、投げられなかったのが
この年優勝できなかった一番の要因だ。
代役の弓長も頑張ったが、途端に
中継ぎ、リリーフが薄くなってしまった。

これに対して、今年は、
助っ人のジョンソンは未知数ながら、
桑原、能見、望月、藤川、ドリスがいて
石崎、岩崎、髙橋聡文も控えている。
更には、先発ローテから外れた選手も
こちらに廻ってくるだろう。
才木やメッセンジャーが廻ってくれば
相当な強力なメンツとなる。

なので、仮に藤川やドリスが故障しても
代わりはいるので、中継ぎ・リリーフ陣が
極端に薄くなることはない。
間違いなく、1992年当時より
充実した陣容になるだろう。

そりゃそうだろう。
他球団のエース2人が入ってきて、
藤浪が復活しかけている。
秋山も故障から復帰。
才木、小野も、
順調に成長してきて
ちょうど花開くタイミングの年。

暗黒時代に比べたら
3チーム分相当の投手層と
いえるのではなかろうか・・・。

私の場合、年齢的に
1970年代の後半、益山とかが
投げていた時代からしか記憶にないが、
今シーズンは、私の記憶する中で、
最も好投手が揃った年と断言できる。

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