【木材塗装の基礎知識】塗料の大まかな種類と塗り方や注意点について

目安時間:約 9分
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●木材塗装の基礎知識

まずは動画をご覧ください
 

●動画で紹介した塗料

・くるみ油

・亜麻仁油

・匠の塗油(彩速)

・オスモカラー

・ワトコオイル

・ブライワックス

・蜜蝋ワックス

・ミルクペイント

・アイアンペイント

●カミヤが好きな塗料は?

私はもともと木こりをしていたし現在は材木屋で働いているので天然の杉ヒノキを使って家具を作ってきました。
なのであまり塗装をするという習慣が無く、できるだけ木の良いところを見せたいという思いがあります。
それに人体に害があるものは使わず家具を販売してきたので健康面から考えてもあまり変なものを使いたくありません。
そういった観点で塗装や塗料を紹介いたします。

塗装の基礎知識 (7)

 

 

私が好きなのはオイル系で「くるみ油」とか「亜麻仁油」で日焼け防止になり、水も弾くのでコップを直においても大丈夫です。
色をつけたい場合は「匠の塗油」とか「ブライワックス」「ワトコオイル」が簡単で好きですね。

●塗装はいつするの?

塗装は基本完成してからのほうが良いと思います。

塗装の基礎知識 (10)

 

 

作る前だと傷がついたり、おが粉が乗ったり、結局最後に塗ることになって色むらにもなりやすいです。

パーツで奥まった部分だけは先に塗っておくぐらいで良いと思います。

●毛羽立ちに注意

木は水分を含むと膨らむ性質があり同時に毛羽たち乾くとザラザラした感じになります。

塗装の基礎知識 (11)

 

 

木材の仕上げ後に一度水拭きをして毛羽立たせてから#400程度で仕上げ直すと良いです。

塗装の基礎知識 (12)

 

 

ワトコオイルでは1度塗りの時点で塗料で濡たまま耐水ペーパーをかけますが同じ効果だと思います。

●自然発火に注意

オイルやステイン塗料は自然発火の可能性があります。

塗装の基礎知識 (18)

 

 

が、簡単に燃えるというわけでは無く高温時に発火する可能性があるというぐらいなので夏場の窓際などに置かないように注意しましょう。

塗装の基礎知識 (20)

 

 

●水性と油性の違い

水性と油性の違いは、たまに水性は乾いても水で溶けると思っている人もいますが、乾いたら水性も油性も同じで溶けることはありません。
どちらも水には強くなり水分が乾いて固まるか、油分が乾いて固まるかの違いです。

塗装の基礎知識 (14)

 

 

 

水性は塗料を水で薄めたりハケを洗うのに水で洗うことができます。
油性は薄め液やシンナーで薄めたり洗ったりするので別に費用も手間もかかります。
ハケなどは薄め液で洗っても結局ごわついて捨てるケースも多いです。

 

乾燥も水性のほうが速いです。
水性は匂いも少ないですが油性は結構強いので換気をしたり外で塗ってください。
油性は耐久性が高く艶が多いと言われますが最近は水性のできが良くなっているので大きな差はなくなってきました。
両方ある場合は水性をおすすめします。

●何で塗る?

シャビシャビしたものは基本ハケでOKですが、天然系のオイルなどはスポンジやウエスに含ませて伸ばしてください。

塗装の基礎知識 (25)

 

塗装の基礎知識 (26)

 

 

 

蜜蝋やペースト状のものはスポンジかウエスに付けて伸ばします。

ペースト状のものは温度が高いとドロドロになったり、寒いとカチカチになるので20℃近辺にして塗ると良いです。

 

ペースト状のものでも溶剤が含まれるブライワックスなどは溶ける場合はあるのでスチールウールなどを使います。

塗装の基礎知識 (35)

塗装の基礎知識 (36)

 

●色移りについて

ステイン系の着色では大抵色移りしますが、シャツが当たって色移りはほとんどしないものもあります。

塗装の基礎知識 (41)

 

 

ただしステイン系は水に弱いので濡れるとシミになったり、そこから色移りする場合もあります。

 

ペイント系のものなら色移りはほとんどしないです。
塗料によって様々なので説明書をよく読んでください。

 

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●塗装のジャンル

塗料には大きく分けることができますが、正しい線があるわけではないので大体こんな感じと覚えておくと良いでしょう。

■オイル系

くるみ油や亜麻仁油などの天然系のオイル。
水に強く塗りやすく日焼け防止、汚れ防止にもなります。
匂いが気になる人は注意。
塗料を剥がしたいときに油の強さによって削っても取れなくなるので違い塗料塗り替えなどは不向き。
「ワトコオイル」や「オスモ」のクリアもオイル系ですがまったくの無害かというとわかりませんが塗り方などは同じです。
薄い油膜を作りますが呼吸できないほど厚いわけではないし触った感じも木の感じが解るのでおすすめです。

■ステイン系

「ワトコオイル」や「オスモ」などの着色のもの。
浸透タイプなので気のぬくもりをのこした仕上がりになりますので艶はありません。
塗りやすくムラになりにくいですが木材によって浸透率が違うので杉とケヤキでは吸い込み具合が違い硬い木だとほとんどわからないこともあります。
傷に色が入りやすいという弱点もありますが逆にダメージに見せることもできます。
プレーナーの逆目なども色むらになりやすいです。

■ワックス系

ペースト状になっていているもので、蜜蝋ワックスやブライワックスなど。
ただし蜜蝋ワックスやブライワックスのクリアだとオイル系に近いし、ブライワックスの着色系はステインに近くなります。
塗るのはスポンジが塗りやすいですがブライワックスはスチールウールを推奨しています。

■ペイント系

木材に塗膜を作るようなものは剥がれるし木が呼吸できないのでおすすめではありませんが、ターナーのミルクペイントはおすすめできます。
塗るのも簡単でパステルカラー系の色にしたいときはいいですね。
室内用で体に害も少ないですが外部にも結構強かったりします。
同社のアイアンペイントも木材を鉄っぽく見せたり、銀の金具に塗って重厚感を出すことも可能です。

■ニス

木が呼吸できないのであまりおすすめしませんが艶を出したり厚い膜を貼るのでコーティングされます。
水に強く食卓などにはおすすめですが塗るのも難しく何回も塗らないといけないのでムラもできやすく失敗する確率も増えます。

●リビングスタイルハウズ岡崎製材

今回の動画には愛知県岡崎市のリビングスタイルハウズ(岡崎製材)さんが協力してくれました。

リビングスタイルハウズでは豊富な塗料を揃えているし、スタッフの方も塗装の知識は多いのでぜひご利用ください。

 

【岡崎製材(株) 各種リンク】

▼YouTubeチャンネル:材木屋のおやじとせがれ▼

https://www.youtube.com/channel/UCjtSc0z7eeByUOkxHs_fZTQ

 

▼リビングスタイルハウズ▼

https://hows-okazaki.com/

昭和58年開店、地元に長年愛されるホームセンター

 

▼ヘルベント▼

https://hell-bent.co.jp/

無垢板テーブルなどの木製品を販売するショップ

 

 

▼岡崎製材(株)▼

https://www.okazaki-seizai.co.jp/

大正6年(1917年)創業の老舗材木屋

 

 

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DIY家具教室カミヤ先生

 

「木こり・製材・家具職人」木材を1から知り尽くしたカミヤが20年以上培ったDIY木工スキルのすべてを大公開!

国産の木材(杉・ヒノキ)の良さを活かした家具を作りながらDIY初心者に家具作りの楽しさをブログや動画やメール講座で教えています。

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