第79回桜花賞 展開予想




またまた予想だけのブログです。

明日は乗馬の試合なので、回顧はまたいいやとなりそうです。
ただ、ウオッカの思い出は書きたいな。

そんなこんなで2019年のクラシック開幕です。
18頭、昨年からの有力馬が今年は回避や怪我で脱落することなく、ほぼ全て出てきました。

持ち時計がマイルで1:35.0切り、1400mで1:22.0切りの馬が揃い、展開一つで一気に逆転までありそうなメンバーです。

1番人気にはグランアレグリアが前日10時時点では立っており、2番人気にそのグランアレグリアにデビュー戦負けて以来土つかずのダノンファンタジー。
クロノジェネシス、ビーチサンバ、シェーングランツといった阪神JF上位組。プールヴィル、ルガールカルムのトライアル組。

コントラチェックが不在は展開予想としても難しくさせます。
前走前に行ったアウィルアウェイやグランアレグリアは最後弱さを見せたので、そういうレースは避けたいでしょう。
となると、最内で抑えきれない感じでなんとか馬の後ろに入れることで前に行かせなかったダノンファンタジーがこの外枠から制御できるのか?となります。

前後半で主役がガラリと変わるのが桜花賞のイメージです。
この時期の牝馬で阪神マイルを1:34.0を切って、逃げて(しっかり先行して)後続をシャットアウトするのは至難の業。
それこそダイワスカーレットとかね。

どうせ今年は大して当たらないので適当に。

逃げ :⑮ダノンファンタジー
逃げ後:⑤ルガールカルム、⑧グランアレグリア、⑬ジュンラビル
先行前:②エールヴォア、⑦アウィルアウェイ、⑪メイショウケイメイ
先行後:③ノーブルスコア、④クロノジェネシス、⑭ビーチサンバ、⑱プールヴィル
中団前:①シェーングランツ、⑨アクアミラビリス、⑰レッドアステル
中団後:⑥ホウオウカトリーヌ、⑫ノーワン
後方 :⑩フィリアプーラ、⑯シゲルピンクダイヤ

18頭もいると多すぎる。

逃げはダノンファンタジーにしました。
「いやいや、お前」と思いますが、前走のスタートを切ってしまえば、今回は内に入れることもできず、行ってしまうのでは?と思います。

それをシメシメとグランアレグリアと前走スタートこそ大して上手くなかったものの、押してポジションを取りに行ったルガールカルム、ジュンラビル辺りが前に。
アウィルアウェイやエールヴォアが続き、中団にクロノジェネシスとビーチサンバ、大外プールヴィルと続きます。
馬群は密集しています。

後方集団にシェーングランツとアクアミラビリス、ノーワンにシゲルピンクダイヤという感じで進みます。

仮にもダノンファンタジーが逃げると予想した以上、ペースは上がりません。
当然スイスイ気分良く逃げるタイプではないので、抑えつつ「スタートしたら先頭だった」ということになるはず。
ペースは上がらずに前半が35.0-47.3。ジェンティルドンナの勝った時より少し遅い程度。1000m通過が59.4とかになるのかな。
1:34.0を突破することはなさそうな前半で流れます。

4コーナー手前からグランアレグリアがダノンファンタジーに並びかけるように進出し、後半勝負へ。

直線は逃げるダノンファンタジーにグランアレグリアが抵抗します。しかし、新馬の時とは同じ馬ですが2歳女王まで出世した相手。そうはいきません。
その内でするするとルガールカルムが粘り、大外からクロノジェネシスとビーチサンバが力通り伸びてきます。
シェーングランツは後方で苦しそう。

先頭はダノンファンタジーですが、グランアレグリアが先に失速気味。
まだまだダノンファンタジーで内でルガールカルムがいい感じ。しかし外からまたまた北村友一騎手のクロノジェネシス。ビーチサンバを振り切って出てきました。
大外からアクアミラビリス、シゲルピンクダイヤも伸びてくる。

ダノンファンタジーが逃げるも並びかけるクロノジェネシス。ビーチサンバとルガールカルム、その後ろになったグランアレグリア。
ゴール前は阪神JFのような形ですが、今回は鞍上含めて勢いがあるクロノジェネシスがダノンファンタジーの前に出ます。
最後は半馬身差でクロノジェネシスが1着、2着に粘ったダノンファンタジー、3着に人気薄でもいい走りのルガールカルムと入線。

勝ち時計1:34.5。
ペースがそこまで上がりませんでしたので、こんなもんでしょう、という時計に。

◎ ④クロノジェネシス
○ ⑮ダノンファンタジー
▲ ⑤ルガールカルム

△ ⑭ビーチサンバ
△ ⑯シゲルピンクダイヤ
△ ⑨アクアミラビリス
注 ⑧グランアレグリア

本命はクロノジェネシスです。
ペースがそこまで流れそうにないのと、前走のスタートもそこそこでしたし、この枠で内3頭よりはスタート切れそうというのもあり、スムーズに中団につけられるかなと思います。
ルガールカルムとだけでも内外入れ替われれば、グランアレグリアを斜め前に見ながら進めることが出来そうな気がします。
最後の末脚は確実ですし、前走も55kgを背負って33.1。申し分ありません。

対抗にはダノンファンタジー。
逃げるイメージで予想しましたが、仮に逃げなくても阪神マイルでG1となるとやはり最後の末脚勝負となります。
総合力が素晴らしい馬ではありますが、一刺しのパワーはクロノジェネシスには劣るという印象ですので、ここでは対抗評価。
とはいえ崩れるイメージはないです。何頭にも交わされることはないでしょう。

三番手に穴っぽいルガールカルム。
アネモネS組は苦戦するイメージしかないですが、4コーナーで先頭に立っての押し切りはいい走りでした。
そんな激流にならないであろう桜花賞。前走押して前に行ったのがここにきて功を奏しそう。
勝ち切るイメージはありませんが、するすると内で粘れれば面白そう。

△にはビーチサンバを。
安定して強いので、この馬をやっつけられるかが1つの鍵です。
ダノンファンタジーとジュンラビルが前に行けば、その外から明確に被せるタイプもいませんし、スタート五分なら中団外を取れるでしょう。
最後伸びてきそうなものの、このタイプです。「いい走りだけど…やや足りない」という結果が目に浮かびます。

△2頭は末脚勝負の2頭を。
シゲルピンクダイヤは前走の末脚もですし、ここまで安定して1:35.0を切って走れています。
外枠はプラスでしょう。スタート下げてどこまで?の馬ですので、作戦もへったくれもありません。
前半スロー予想なので、追走が楽なのがややプラスに感じます。

アクアミラビリスもトップクラスの馬相手でG1。時計だけではない流れもあるので未知数ですが、この時期のお姉さん位は走れても。
ノーブルスコアを並ぶ間もなく交わしています。
こちらも追走がやや楽なレースになる方が現時点ではいいでしょうし、はまれば。

注意にはグランアレグリアを。朝日杯位走れれば。
崩れたイメージの結果ですが、牝馬同士ならスプリングS上位陣とは互角以上に戦えています。
気難しいので、先頭走ってしまうかもしれませんし、どういうレースをするのか全く分からない。
ただ、デビュー戦の走りを見るとG1を勝てない馬とは思えませんので、楽勝も考えておきたいです。

ダノンファンタジーとクロノジェネシスを中心に。
この2頭は崩れるイメージが湧かないので、そこから流すか?な。