↑温活してます。ラッキーは、ホカホカ暖かいところが好きです。
がんの治療中の子は、たくさんいると思います。
●がんの特徴のひとつ
新生血管を作る。
私たちは、解剖学で血管の走行などをしっかり勉強します。
たとえば、乳腺にどこに大きな血管が走っているか? 知っているわけです。
でもひとたび、乳がんになると新生血管を作り、活発な血管走行になるわけです。そしてがん細胞に栄養を運びます。
だから、がんの子は、出血しやすく、その結果、貧血しやすいということが起こります。
がん細胞の周りは、脆く出血しやすいです。
カラダの中で起こると出血したことはわかりにくいですが、乳がんや体表に出来た肥満細胞腫などは、出血したとき、飼い主さんは気がつきます。
もちろん、すぐにかかりつけ医に行くのが、正しいのですが、病院に行くまでの自宅で出来る応急手当の仕方を紹介します。
●ご自宅で出来る応急手当
*とにかく、圧迫。
ガーゼなどで、数分押さえつけましよう。
注意: 出血の周りに出来た血餅(血の塊)は、絶対に取り除かない。それがノリのような働きをしているので、血餅の上から押さえる
*あらかじめ病院で止血剤をもらっておく。
ボスミンをガーゼにつけて圧迫。
*手足が出血したら縛る
出血が多いと命にかかわるので、患部を押さえて、かかりつけ医のもとに速やかに行ってくださいね。
がん細胞は、突貫工事で血管を走らすので、血管も脆く、出血もしやすいので、注意して下さいね。