ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

水仙の移植

2020年05月24日 18時06分18秒 | 田舎暮らし
今日も汗びっしょりで水仙の球根の移植をした。
長いことほったらかしで、球根が密集しすぎて、すっかり花つきが悪くなったのり面の水仙を、ここ数日掘り起こしては植えなおしている。
ほんの毎日2~3時間掘り起こしては植え付けてるだけ。
それなのに汗びっしょり、くたくた!
田舎暮らしを始めた昔はもっともっと体力があったのにな?
掘ってみると、なんせほったらかしにしてたので、球根もぎっしり、そして小さくなっていた。
これじゃ花が咲かないね。
やたらはびこっている笹の根を掘り起こし、力任せに抜き取る。
これはかなりな重労働だよ。
すぐに汗びっしょりになる、くたくたになる。
ほんの小さなのり面なのに・・・

そういえば田舎暮らしを始めた最初の1年は、こんな開墾生活をしてたな。
あの時は毎日毎日、ポンコツの耕運機で、すっかりススキが原になってた畑を朝から晩まで耕してた。
朝早くから起きて汗びっしょりになりながら畑を耕し、
シャワーを浴びて朝食。
そしてまたまた耕運機で開墾。
そして昼。
さらに汗びっしょりになって、シャワーを浴びて昼食。
そしてその後、昼寝。
都会暮らしの感覚では昼寝ってとっても贅沢に思えるけど、
これは体力をよみがえらせるためにどうしても必要なこと。
寄せては返すヒグラシの鳴き声を聞きながら、ぐったり昼寝。
まるで平成の干拓団のように、毎日毎日、アリの暮らしをしていたな。
でもそんな蟻の暮らし嫌いじゃない、というかとっても楽しかった!
でももう今では蟻じゃない。
あの頃に比べると、今やってる作業は趣味の世界。
キリギリスやコガネムシほど裕福というわけではまったくないけど、
今では年金暮らし、毎日のほほんと暮らしている。
でもたまに蟻の暮らしをすると、
それがとっても楽しい!
生活のためでなく、趣味のための蟻の暮らし。
これがきっと田舎暮らしのささやかな楽しみなのだろう。

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