うちの旦那はとても騙されやすい人だと思います。
4年くらい前のある日、「来週のこの日、〇時に電気会社から人が来るからね。」と旦那に言われました。何の用事かと聞いて見ると、家を点検してエネルギー効率を高める方法を教えてくれるんだと言いました。
「何、それ、無料なの?」と聞くと、「有料だよ、300ユーロ(約3万9千円)、でもね紹介してくれる業者で工事したら税金控除になるんだって。」と言いました。
「はぁ~? 素人の私でもこの家がなんで冬に寒いか少なくても20箇所は直ぐにあげれるよ。それにその300ユーロで一箇所でも修理した方がましだよ。私、断る!」と言って電話をして、「今、うちお金ないんで来てもらってもお金払えません!」と訪問を断りました。
こんな事がちょくちょく発生するので目を光らせてはいるのですが、たまに私もひっかかってしまう事があります。
例えば以前記事にしました「柱時計を購入した時の話」(その時の記事はこちら前編とこちら後編←クリックで記事に飛びます。)なんですが、「詐欺商法」だなと思っていても商品を購入してしまうことがあるのです。
さて、これもマルシェでの話になります。私たちが行くマルシェはそれぞれのお店の場所が決まっているのですが、一角だけ出店が毎週替わるところがあります。それは昔で言えば「ガマの油売り」の様な出店(えっ、古すぎてわからない?)で、ちょっと新しく言えば「デパートの催し売り場の実演販売」(えっ、違いすぎ?)の様なところです。
つまりとても口が立つ人が、流ちょうな弁舌と素早い手さばきでお客を魅了して、大して必要でも無いものを買わせるところです。( ̄ー ̄)ニヤリッ
その場所はスライサー売りだったり、魔法の様な布巾だったり、掃除用具だったりするのですが、私たちが見た時は「グリルパン」でした。
目の前のおじ様は上の写真のグリルパンを8つくらいコンロの上に置いて焼き、次から次へと蓋を開いて行くのです。
マジックの様に肉、魚、野菜、お菓子が現れ、どんどん試食を勧められます。空になったグリルパンは「如何に簡単に汚れが落ちるか」と説明されながら目の前で洗われていき、すぐに他の食材が載せられて蓋を閉められます。そしておじ様は次の蓋を開けながら「如何にヘルシーに料理できるか」グリルパンの構造を説明します。
そこでお客さんの中から年配のご婦人が「これっていいのよね。私も何十年も使っているけど本当に便利だわ。」と言いました。他のご婦人がそれを受けて「私もなのよ。そろそろ買い替えようと思っていたから一つもらうわ。」と言いました。
(おっ、「さくら」の登場だ。すごい、すごい。面白いものを見せてもらった。さぁ、行こう。)と旦那の方を見ると、(やばい!!!顔つきが変わってる!!!)と気づきました。「ねぇ、あれ買おう。すごいよ!」と言う旦那を引きずりながら道を進み始めましたが、旦那は、「あれがあると君でもバーベキューが出来るんだよ。ほら、僕がいない時でもさ。」と言いました。
(おや?この人、バーベキューしたくない日があるのかしら?私にもやって欲しいのかしら?..........................そうね~、お魚を焼くのにはいいかもしれない。)と思い始めてしまう私。
つまり店では騙されなくても熱病にかかった旦那の「ささやかな願い」に負けてしまうのです。値段は大が80ユーロ(1万400円)小が70ユーロ(9100円)のところ、小が55ユーロ(7150円)!!店に戻って「それ下さい!」と勢いよく言う旦那。
すると店から少し離れたところに案内され、お金を渡すと「こんな箱」をくれました。あっ、その時のままの箱ですから。「じゃじゃ~ん!」
えっ、スペイン?バルセロナ?なんでこんなボロボロ~???(((( ;゚д゚)))
因みにこの4年間の使用回数は両手で数える程です。何故なら直径が大きすぎてガス台を埋め尽くして他の3穴が使えないのと、やたら調理時間が長いのです。あと構造上の真ん中の穴が邪魔であんまり載せれないのです。
やっぱり騙されましたよねぇ~???もうマルシェに行くなって?( ̄ー ̄)ニヤリッ
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4年くらい前のある日、「来週のこの日、〇時に電気会社から人が来るからね。」と旦那に言われました。何の用事かと聞いて見ると、家を点検してエネルギー効率を高める方法を教えてくれるんだと言いました。
「何、それ、無料なの?」と聞くと、「有料だよ、300ユーロ(約3万9千円)、でもね紹介してくれる業者で工事したら税金控除になるんだって。」と言いました。
「はぁ~? 素人の私でもこの家がなんで冬に寒いか少なくても20箇所は直ぐにあげれるよ。それにその300ユーロで一箇所でも修理した方がましだよ。私、断る!」と言って電話をして、「今、うちお金ないんで来てもらってもお金払えません!」と訪問を断りました。
こんな事がちょくちょく発生するので目を光らせてはいるのですが、たまに私もひっかかってしまう事があります。
例えば以前記事にしました「柱時計を購入した時の話」(その時の記事はこちら前編とこちら後編←クリックで記事に飛びます。)なんですが、「詐欺商法」だなと思っていても商品を購入してしまうことがあるのです。
さて、これもマルシェでの話になります。私たちが行くマルシェはそれぞれのお店の場所が決まっているのですが、一角だけ出店が毎週替わるところがあります。それは昔で言えば「ガマの油売り」の様な出店(えっ、古すぎてわからない?)で、ちょっと新しく言えば「デパートの催し売り場の実演販売」(えっ、違いすぎ?)の様なところです。
つまりとても口が立つ人が、流ちょうな弁舌と素早い手さばきでお客を魅了して、大して必要でも無いものを買わせるところです。( ̄ー ̄)ニヤリッ
その場所はスライサー売りだったり、魔法の様な布巾だったり、掃除用具だったりするのですが、私たちが見た時は「グリルパン」でした。
目の前のおじ様は上の写真のグリルパンを8つくらいコンロの上に置いて焼き、次から次へと蓋を開いて行くのです。
マジックの様に肉、魚、野菜、お菓子が現れ、どんどん試食を勧められます。空になったグリルパンは「如何に簡単に汚れが落ちるか」と説明されながら目の前で洗われていき、すぐに他の食材が載せられて蓋を閉められます。そしておじ様は次の蓋を開けながら「如何にヘルシーに料理できるか」グリルパンの構造を説明します。
そこでお客さんの中から年配のご婦人が「これっていいのよね。私も何十年も使っているけど本当に便利だわ。」と言いました。他のご婦人がそれを受けて「私もなのよ。そろそろ買い替えようと思っていたから一つもらうわ。」と言いました。
(おっ、「さくら」の登場だ。すごい、すごい。面白いものを見せてもらった。さぁ、行こう。)と旦那の方を見ると、(やばい!!!顔つきが変わってる!!!)と気づきました。「ねぇ、あれ買おう。すごいよ!」と言う旦那を引きずりながら道を進み始めましたが、旦那は、「あれがあると君でもバーベキューが出来るんだよ。ほら、僕がいない時でもさ。」と言いました。
(おや?この人、バーベキューしたくない日があるのかしら?私にもやって欲しいのかしら?..........................そうね~、お魚を焼くのにはいいかもしれない。)と思い始めてしまう私。
つまり店では騙されなくても熱病にかかった旦那の「ささやかな願い」に負けてしまうのです。値段は大が80ユーロ(1万400円)小が70ユーロ(9100円)のところ、小が55ユーロ(7150円)!!店に戻って「それ下さい!」と勢いよく言う旦那。
すると店から少し離れたところに案内され、お金を渡すと「こんな箱」をくれました。あっ、その時のままの箱ですから。「じゃじゃ~ん!」
えっ、スペイン?バルセロナ?なんでこんなボロボロ~???(((( ;゚д゚)))
因みにこの4年間の使用回数は両手で数える程です。何故なら直径が大きすぎてガス台を埋め尽くして他の3穴が使えないのと、やたら調理時間が長いのです。あと構造上の真ん中の穴が邪魔であんまり載せれないのです。
やっぱり騙されましたよねぇ~???もうマルシェに行くなって?( ̄ー ̄)ニヤリッ
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