ちょうど50日前—。
お亡くなりになる7週間前にインタビューさせて頂きました。
ジャパンソサエティー開催の映画祭「JAPAN CUTS 」に招待され、ニューヨークまで来られた、樹木希林さん。
といっても今回は単独ではなく、記者団との囲み取材。その時にも「10キロ痩せちゃってね」とおっしゃられてはいましたが、それでも正面に座った僕には、至ってお顔色よく見えー。
その頃に会った人間は「(その時から)どうりで顔色が、、」とか、「(すでに)やっぱり頬がこけてて、、、」とか、後出しジャンケンのように言いがちかもしれませんが、僕には、これから終わりを迎える人間のようには見えませんでした。 まったく見えなかった。
これからは妖怪の役もいいかもね、と笑わせてくれ、演技をする為に生きてるわけではなく、人としてどう生きるかが大切だと話してくださいました。
本文 ▶️ https://nybiz.nyc/gachi/kiki-kirin/
取材終わり、写真を撮って頂く際にも「忙しいんでしょ、大丈夫? 無理しないでね」とカメラを向けているにもかかわらず、カメラでなく僕を見て、そう心配して下さいました。
希林さんは、そういう方でした。
やっぱり、この時も。
この仕事をしてよかったと思える瞬間でした。
最後にインタビューできて、お会いできて、僕は幸せでした。
ありがとうございますm(_ _)m
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