エニックス(現:スクウェア・エニックス)が発売、クインテットが開発したスーパーファミコン用ゲームソフト。
本体発売後1ヶ月内にリリースされた、SFC最初期のソフトの1つである。また、SFCでは初めて8Mbitの大容量ロムカセットを採用したソフトでもある。エニックスとしては初のSFC用ソフトとなる。
アクションゲームに分類されるが、横スクロールアクションパートとクリエイションモードと呼ばれるライフスケープ形式のシミュレーションゲームパートに分かれており、厳密にはアクションシミュレーションといえる。当時としては、アクションとシミュレーションの融合は珍しかった。
本作品のBGMは、ファイナルファンタジーシリーズ」の作曲者植松伸夫が「『アクトレイザー』の楽曲は業界内で一つの"事件"だった」と、ファミ通や同誌発行元のエンターブレイン社主催のゲーム音楽コンサートのステージ上などにおいて度々述べている様に、同業者などからも高い評価を得ている。当時『ファイナルファンタジーIV』を開発中だったスクウェアのチームが『アクトレイザー』の曲を聴き、そのレベルの差に愕然とし、開発末期にもかかわらず音源ドライバーから音色に至るまで作り直したという逸話もあった。 その後、2012年のFINAL FANTASY展では、植松本人により、大げさな表現であると訂正され、実際には、音源のサンプリングをやり直した程度としつつも、「当時は勝てなかった」と、評価しているように、リリース時期を加味すれば、優れた表現を実現していたといえる。
- 発売年:1990年
- 開発元:クインテット
- 発売元:エニックス
- 作曲者:古代祐三
INDEX
- オープニング(タイトル画面) / 00:00
- 天空城(天空城) / 02:37
- 降臨(ステージ開始デモ) / 04:54
- フィルモア(フィルモアステージAct1・Act2) / 05:07
- 魔獣現る(各ステージAct1ボス戦) / 07:54
- ラウンドクリア(ステージクリア) / 09:50
- ブラッドプール~カサンドラ(ブラッドプールステージAct1・Act2 カサンドラステージAct1) / 09:58
- アイトス~テンプル(アイトスステージAct1・Act2 マラーナステージAct2) / 12:11
- 強敵(各ステージAct2ボス戦 デスヘイムボス連戦) / 15:01
- ピラミッド~マラーナ(カサンドラステージAct2 マラーナステージAct1) / 16:20
- ノースウォール(ノースウォールステージAct1) / 20:31
- 世界樹(ノースウォールステージAct2) / 23:38
- サタン(サタン戦) / 28:13
- 静寂(デスヘイムクリア) / 30:46
- 人々の誕生(クリエイションモード) / 31:09
- 捧げ物(すてきなおんがく) / 33:26
- 平和な世界(エンディング) / 34:44
- エンディング(エンディング:スタッフロール) / 38:00
サウンドトラック
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