新年あけましておめでとうございます。
旧年中は当ブログをご愛顧いただきありがとうございました。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
 
個人的大晦日~新年の流れとしては…。
大晦日は自宅で紅白を見て年越しそばを食べ…。
元旦は実家に帰って妹夫婦+姪っ子ちゃん+親と新年を祝い…。
揃って初詣に行き、イオンで福袋を買いまくり(笑)
元日の夜は家族で格付けチェックを見て、2日はスポーツ王を見て笑う。
そんな流れでございました(笑)ダレガ興味アンネン(笑)
まあ結論づけると、至って平穏なお正月だったわけであります(笑)
そういう感じで今日は3日目。自宅に戻り、今日から観劇始めとなりました。
 
 
今年の観劇始めは宝塚から。我ながらお正月に宝塚を見るって優雅だねぇ…。
昨年1年頑張った自分的ご褒美ですわ(笑)これがないとやってらんないッス(笑)
久しぶりの花のみち。新宝塚ホテルはだいぶ輪郭が出来上がってきた感じ…。
へぇ~、こういう感じのホテルなんだ…と大体わかります。
今年の暮れにはだいぶ出来てるんでしょうね。ちょっと楽しみ…。泊まらないけど(笑)
 
※現段階ではこんな感じです。
※バウホールも補修中
 
今回の星組公演のチケットは事前にぴあで先行前売りを申し込んでいたもので、
それが見事?当選し、お正月の公演を見ることができた…というわけなのであります。
でも1階席の最後列。後ろは立ち見のお客さん。ステージからはだいぶ遠いです(笑)
でも肉眼でも見れるレベルですね。贔屓の娘役がいない時はオペラ外してました。
お正月公演って激混み?というイメージですが、意外と空いてるんですよね。
当日券も割りとたくさんの人が座れたみたいですし…。立ち見は11時公演で約50人。
三が日の公演は開場時に生オケの演奏があって、ポストカードも貰えてかなりお得。
お正月に行った甲斐がありました。生オケの演奏を聞きながら入場って優雅すぎる~(笑)
また来年も行きたいなぁ…。チケット当たったらだけど(笑)

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。

宝塚星組公演
Once upon a time in Takarazuka
『霧深きエルベのほとり』
スーパー・レビュー
『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』
~宝塚大劇場~
2019年1月3日(木)天気:晴れ時々曇り

<公演時間> 
1幕 11:00  ~ 12:35
~休憩30分~
2幕 13:05  ~ 14:00
 
 
〈第1幕〉
Once upon a time in Takarazuka
『霧深きエルベのほとり』
作/菊田 一夫
潤色・演出/上田 久美子
 
■ストーリー
主人公の船乗り・カールは船乗りを辞めるつもりで久しぶりに故郷ハンブルクに帰ってきた。おりしも街は年に1度のビア祭りの初日。祭りの興奮と熱気の中で、カールはマルギットと出会う。彼女は「自由になりたくて」家出してきたところだと言う。二人は互いに惹かれ、別れがたく思い、湖畔のホテルで一夜を共にする。翌朝、カールはマルギットにプロポーズする。二人でアパートを借りて、一緒に生きようと誓いあう。
ところが、マルギットはハンブルクでも指折りの名家の令嬢で、フロリアンという婚約者のいる身だった。連れ戻しに来た家族にむかってマルギット「カールと一緒でなければ、家には戻らない」と宣言してしまう。
カールは家に迎え入れられるが周囲の人々の目は厳しく、言葉や態度の粗野なカールは浮くばかり。マルギット自身もそんなカールを恥ずかしく思うようになる。フロリアンはそんなマルギットを優しく諌める。
カールも、マルギットの思いに気づく。愛し合っているのに、すれ違う感情に翻弄される。カールはマルギットの幸せを思い別れる決心をする。ヨゼフの出した手切れ金を受け取り、マルギットに憎まれ口と別れ台詞を吐き捨てて出て行く。
マルギットは絶望するが、フロリアンにあの台詞はカールがマルギットのためを思って無理に作った言葉だと諭され、後を追う。そして港のカールの行きつけの酒場で、彼は再び船に乗り今夜出港すること、船が出たら手切れ金をマルギットの元へ返してくれと頼んでいった事を聞く。
そのとき、夜霧をついて出港の汽笛が鳴り響いた…。マルギットの幸せだけを願いながら、カールは再び独り海へと旅立って行った…。

■主な配役とキャスト ※以下敬称略
カール(紅ゆずる):フランクフルト号の船員
マルギット(綺咲愛里):シュラック家の令嬢
フロリアン(礼真琴):マルギットの婚約者
シュザンヌ(有沙瞳):マルギットの妹。フロリアンを慕っている
 
ヨゼフ・シュラック(一樹 千尋)
ヴェロニカ(英真 なおき)
ザビーネ・シュラック(万里 柚美)
ホルガー(美稀 千種)
トビアス(七海 ひろき)
マインラート(如月 蓮)
マインラート夫人(白妙 なつ)
カウフマン警部(天寿 光希)
アンゼリカ・ロンバルト(音波 みのり)
エルメンライヒ(大輝 真琴)
ロンバルト(輝咲 玲央)
デュッケ (瀬稀 ゆりと)
エルメンライヒ夫人(紫月 音寧)
ゼルマ (夢妃 杏瑠)
オリバー (麻央 侑希)
エドガー・クライン (漣 レイラ)
フリードリヒ・ヘルマー(ひろ香 祐) 
ミリー (紫 りら)
マルチン (瀬央 ゆりあ)
ハイデ (音咲 いつき)
エンリコ (紫藤 りゅう)
警官(桃堂 純) (遥斗 勇帆)
エリカ(華鳥 礼良)
リコ(天華 えま)
レオノーラ・ヘルマー(澪乃 桜季)
アデーレ・クライン(華雪 りら)
エッダ(小桜 ほのか)
ペトロネラ(桜庭 舞)
アドリアン・エルメンライヒ(極美 慎)
ローゼマリー・マインラート(星蘭 ひとみ)
ヨーニー(天飛 華音)
ベティ・シュナイダー(水乃 ゆり)
 
[感想]
フランクフルト号の船員船乗り・カールが家出したシュラック家の令嬢マルギットに恋をする。
二人でアパートを借りて、一緒に生きようと誓うが、彼女は指折りの名家の令嬢で、フロリアンという婚約者のいる身。
ある日、シュラック家の追っ手に捕まり連れ戻されそうになるも、カールと別れるなら死を選ぶと拒否。
ヨゼフは渋々カールを養子に入れることで事を収めたのだが、カールとマルギットは愛し合っているのに、すれ違う感情に翻弄される。その後、マルギットの父ヨゼフから手切れ金を貰うと、マルギットに憎まれ口と別れ台詞を吐き捨てて出て行く。でもそれは自分の本心ではなく、行きつけの酒場の女店主に自分の思いを暴露し、手切れ金を返して欲しいと懇願し、自分は再び船に乗り出港した…というストーリーです。
 
カールは偶然出会った娘さんにメッチャ恋をしたんだけど、彼女は大金持ちの令嬢で恋人もいる。
自分には身分が合わないし、彼女の幸せを考えたら…と思い、メッチャ悪態ついて出て行った。
ほんまはメッチャいい人やん、カールさんってお話ですね(笑)
その想いが分かった時、不覚にも少し泣いてしまいました…。周りも同調者がたくさんいましたが…。
お芝居の最初、いきなり大階段が現れてショーが始まって度肝を抜かれたスタート。
その後、アドリブではないのに笑いのポイントがたくさんあって非常に和んで、
お芝居では珍しい客席降りもある。礼真琴さんもかなり後方まで来てくれ、この公演で退団する七海さんの銀橋ソロもあった。…んで、最後は真綿を締めるように泣かせる…。ウエクミさん、流石っすね…。
なんといっていいか、愛と笑いと涙に溢れてますわ。お正月から素晴らしい芝居を観ました。
配役的には礼真琴さんが演じたフロリアンが人間的に凄く最高にいい人。
マルギットの心が完全にカールに向かってるのに、彼女が幸せになるなら…と恋のアドバイスまでする。
現代人だったら絶対いないだそうなこんな人。ほとんど自分の幸せのみを考えるもん(笑)
娘役ちゃんの配役も素晴らしかったよね。有沙瞳さんのシュザンヌに音波みのりさんのアンゼリカ。
それとメチャ田舎訛りの水乃ゆりちゃん。彼女影のMVPだわ(笑)最高に面白かった。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行〇
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点で文句無しです。
 

〈第2幕〉
スーパー・レビュー
『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』
作・演出/中村 暁
 
■解説
スペイン語で星々を意味するエストレージャス。人々の心に輝きを届ける満天の星々を星組生にたとえ、“誰もが星のように光を与えることができる”というテーマのもと、星組のエストレージャスたちが、生き生きとした歌声や躍動感溢れるダンスをお届けする作品。爽やかな高揚感を放つレビューにご期待ください。
 
[感想]
久々の大劇場の洋のレビュー。非常に楽しめました。
歌は昭和歌謡のオンパレード。あの有名ドラマの曲がありましたしね。個人的にはこれが凄く嬉しい。
ショーのタイトルのエストレージャスというのはスペイン語で星々を意味するらしいです。
その名のとおりとても煌びやかなショーでした。
蛍光色のレーザービームとかとても華やかでした。
オープニングはトップスターの紅さん+娘役で始まります。
あーちゃんにくらっち…。とても可愛らしいです。
このショーでも冒頭部分と中詰めくらいに客席降りあります。ショーは計2回ですね。
1階席では後方まで来てくれる生徒さんがいて、立ち見のお客さんにハイタッチしてくれる方も…。
2階席にも来てくれるみたいです。星組さん優しいです…。
優しいといえば、この公演で退団する七海さんが銀橋ソロありで華鳥さんがエトワール。
こういう配慮は嬉しいですよね。中村先生もお優しい。
解説の部分に記述がありますが、歌声や躍動感溢れるダンスが特徴のショー。
だから…というわけではないでしょうが、あーちゃんのソロの部分が結構短い…。
トップ娘役なのに…。でも得意のダンスで魅せてくれたので個人的には満足。
ショートカットの鬘をつけたあーちゃんも可愛かった。神がかってましたね。
目立ってたのは歌うまの礼真琴さんと瀬央ゆりあさんのソロ。とても素晴らしかったです。
 
パレードの階段降りはこんな感じです。
華鳥礼良(エトワール)

天華えま、紫藤りゅう

麻央侑希、有沙瞳

瀬央ゆりあ

七海ひろき(3番手羽)

礼真琴

綺咲愛里

紅ゆずる
 
華鳥さん、退団公演でエトワール。
美声が場内に響いてました。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。
ショーも文句無しです。