2020年 9月12日(2)
今朝、テレビを見ていたら、百年前の出来事、関東大震災の時の朝鮮人の虐殺のことがあった。
震災時、朝鮮人が井戸へ毒を投げ入れたとのデマが飛び交い、警察も新聞もそれを信じて、虐殺側に回り、東京では大勢の朝鮮人が殺された事実である。
それに対して、日本人はどんな謝罪をしたのであろうか…。
もし、外国で日本人が殺されたら大騒ぎと思うが。
当時は、アジア人蔑視の風潮が強かった様である。
私の生まれは下関で、朝鮮人が多かった。
小学校の時のクラスでは、2〜3割は朝鮮人であった記憶がある。
親からも遊ばない様に言われており、親しい友達もいたが、いつも病人でも見る目で見ていた。
もう80年も昔になるが、まだ覚えている。
日本人の優越感は、西洋に対する劣等感でもあった。
戦前は、舶来の製品は金持ちしか買えない優秀なものであったらしい。
ーー舶来、上等ーーの言葉は、明治以降常識の様だ。
戦後、外国人に対するへつらい、、、電車でも進駐軍専用車があったらしい。
今でも田舎へ行けばあるのでは。
豊かそうな都会人をボロカスに言い、そのくせ、何とかそうなりたいと画策をする。
最近も、日本のタンカーがインド洋で座礁してオイルが漏れ出し、現地のボランティアまで総出で海岸を守った話であるが、報道では、油が幾ら漏れたとか、珊瑚にどのくらい被害が出たとか、まるで人ごとである。
日本人の未開人への蔑視は、百年経っても変わっていない様である。
日本で同じ事故が起きたら、大騒ぎになると思うが。
私の書いているこの記事は、百年後どう見られているか。
自分たちが受けた苦しみは大々的に報道するが、他国に与えた苦難は少しも感じない。
子供と同じである。
戦後アメリカ人に言われた。
ーー日本人の知能は12歳ーー
これは今も変わらないかも…。
これは知能ではなくモラルの様だ。
昔から仏教でも神道でもどうにもならなかったか。
仏教も神道も最初から子供程度のモラルであったのか。
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