前回の続き、知恩院の今回は友禅苑のご紹介です。
知恩院の境内にある友禅苑は、「友禅の祖」で江戸時代の扇絵師・宮崎友禅斎の生誕300年を記念し、またその功績を称えて昭和29年に造営された回遊式庭園です。

▼禹門

まずは前回の知恩院勢至堂から本堂に向かって下り、


法然上人像を拝むと・・・

さらに女坂の途中に友禅苑はあります。

▼正面の門です。


▼補陀落池に立つ観音菩薩像


▼枯山水の庭園


▼華麗庵(かろくあん)。茶室。




▼白寿庵。茶室。


宮崎友禅斎(1654年〜1736年)は、出生地不詳ですが、知恩院の近隣に居を構え、加賀染めを元に「友禅」を考案し完成させました。
当初は扇に描いていたものを着物に描いた友禅模様が京都市中で大評判となり、後に「友禅」の名は着物の模様や染織技法も指す言葉になりました。
晩年には加賀(金沢)に戻り友禅を広め、「加賀友禅」をも完成させたのだそうです。

▼宮崎友禅斎像

女性にとっての着物は一生ものです。
そしてその最も人気の高いモードでありブランドである友禅染めを生み出した宮崎友禅斎は、京都が生んだ稀代の名デザイナーであり、名プロデューサーでした。







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