ギター教室での評判が良く、ヤマハのオール単板で定価75,000円のコンパクトギターは2度と出てこない気がして、買ってしまいました。(中国製ですが)
ヤマハ CSF3M
簡易ケース付き
今使っているヤマハLL-6JLよりも、音が若々しく元気な感じです。小さいので抱えやすく、コードも押さえやすいです。アルペジオやスリーフィンガーで演奏すると、コンパクトながら音はしっかり出ていると思います。
半面、やや深みに欠ける感じがします。ピックを使ったストロークの場合には、音がまとまらない感じがします。私が下手だから、かもしれません。
マーチンよりも、一回り小さいです。
各画像 左:ヤマハCSF3M 右:マーチン00-28
指の短い人にとっては、フレット間が短く、弦と弦の間隔が狭いヤマハCSF3Mがよりコードを押さえやすいと思います。ただ、弦と弦の間が狭いので、押さえた弦の隣にも触れてしまうことがあります。抱えたときの大きさは、少し小さい感じです。指の細い女性向きの気がします。
フレット間が短く、弦と弦の間が少し広くなっているマーチン00-28は、指の太い人には、コードを押さえやすく弾きやすいです。大きさも、私にとってはちょうど良い感じです。
2つのギターで、伊勢正三の「置手紙」を演奏するときには、ヤマハCSF3Mが曲目に合っていて、中島みゆきの「糸」を弾くときには、マーチン00-28が合っていると思います。
また、ピックを使うときには、ヤマハLL-6Jが合っている気がします。こちらのジャンボギターは、「置手紙」も「糸」も違和感なく弾けます。大きさを気にしなければ、どの曲にも合います。
1本では意識しなかったことが、タイプの違うギターを3本持つことではっきりしてきたことは、大きな収穫です。
(追記)
一番弾きやすいのは、結局のところ「マーチン00-28」でした。慣れるにしたがって、弦と弦の間隔が狭いヤマハLL-6J、CSF3Mは弾きにくくなってしまいました。指が短かいのでネックの細いCSF3Mが弾きやすいかなと思ったのですが、ネックが太くなっても弦間が広い00-28のほうが、指の太い私には弾きやすいギターでした。