正直ヤバいと思う民宿ゲストハウスの収入の話|開業前に知っておくべきこと

準備段階で意識しておいた方がよい、宿屋の「労働時間と売上」に関する とても重要な お話。

経営は、大変★

他の記事では民宿・ゲストハウス経営の やりがいなどポジティブな面を公開してみましたが、
今回は その逆で大変だと思ったことを正直に書いてみたいと思います~

僕が大変に感じたこととは、ズバリ!

★宿泊施設経営者の時給がヤバい

★自分がNo.2だったこと ← おまけ的な話

の2項目です~

(これは僕の個人的な感想です)

週休ゼロ時間

これから個人で宿屋をはじめようと思っている人には、特に「労働時間と収入の関係」について よぉ〜く考えておくことをオススメします。

まず、宿屋が24時間営業であることは、皆さんご存知かと思います。

で、僕の場合はオーナー(元彼女さん)と2人だけで、他にスタッフを雇わずに宿をまわしていたんですけど、聞いただけで察した方もいるかもですが、それ すなわち

週休ゼロ日の24時間勤務ってことなんですよね。
・・・やばくない? それ(笑)

がびーんの写真

仮に2人が1日12時間ずつ交代で勤務したとして、時給1000円の労賃を発生させるには
(単純計算で)最低でも「2万4000円 + 運営費(経費)」の売上が毎日必要になります。

仮に経費を1日5000円とするのなら、約3万円の売上を毎日出す必要があります。

宿泊料金が1泊5000円なら宿泊者は6人、1泊3000円なら10人いなければなりません。
( ≒ 1ヶ月の売上が90万円でた時点で、ようやく時給1000円になる)

あくまで僕個人の意見ではありますが、この売上を出し続ける・・・というか「この人数の接客をし続ける」のは、正直かなり厳しいと思います★

だとしたら

24時間労働で大変な思いをしているのに、もしも そこらのアルバイトでも稼げる時給1000円すらも下回ってしまうのなら、そこまでして宿屋を経営する理由はございますでしょうか。。。

自営業において「自分の人件費」を計算することは、とても重要な作業です↓
自営業者が見落とす4大隠れコスト|例:古民家リノベーションのDIY費用

補足1:宿屋の仕事とは

(僕らの)宿業が どんな仕事であるのかも、軽く紹介しておきます〜

お客さんは24時間出入り自由のスタイルにしていたので、日中は接客や掃除、ベッドメイクを行いつつ、自分達の家事を行います。

宿で対応するのは、予約者や すでに宿泊しているお客さんだけでなく、
飛び込みで いらっしゃる人もいますので、自分の買い物等で宿を離れる間も心のどこかには「仕事意識」がありました。

それから、滅多に起こることではありませんが、もしもお客さんに急用ができれば深夜・早朝でも対応いたします。

なので、プライベートなんて ほとんどありませんでした。。。

御嶽山の山小屋・ニノ池山荘の客室(小)の写真

まぁこれは、僕らのコンセプトに合わせて、こういう働き方にしていただけの話であって、
ゲストハウスなら必ずしも このスタイルにしなければならない、というわけではございませんけども〜

仕事内容について詳しく書いてみました↓
僕らのゲストハウス経営|延泊満室、訪問が絶えなかった接客方法*

補足2:お金が すべてじゃない

この記事では、あえて「金銭的な利益(しかも時給換算)」にフォーカスした考え方で お話していますが、
「お金以外の得られるもの」が たくさんあることが、小規模宿経営の醍醐味であることを僕は経験上知っています。

(経営経験は ほとんどなくとも、国内海外問わず、宿屋で生活したりアルバイトした経験が通算で3年以上あります)

だから「お金以外のものを得ることを目的として」ゲストハウスを経営している人達がいることも知っていますし、
たとえ時給が1000円以下になったとしても、それはそれで ありなのかもしれません*

松山・道後温泉ゲストハウス |ミソスープの談話室(宿泊者と一緒にご飯)の写真
↑これは僕がお客として泊まった宿です

ただ、お金社会で暮らすのであれば、収入について ある程度意識しておく必要はありますから、これから宿をはじめる人には1度よく考えてもらいたい内容だと僕は思ったので、感想をシェアしてみました。

自分の心身の健康のことまで考えると、心地よく暮らすことができる「お金」と「やりがい」のバランスを取ることは、とても大切です☆★

ゲストハウスの魅力はこんな感じ↓
自営業の魅力とは|ゲストハウス経営で感じた「やりがい」は、これ!

でも、人それぞれ

当日の宿泊受付をAM12:00までにして、それまでに予約がなければ その日を休日にしたり等、心身を休める工夫はできますし、
宿屋の仕事が好きで、24時間営業でも苦に感じない人もいらっしゃると思います。

また夜間帯を労働時間に含めるのも、僕が個人的に そう考えているだけの話であって、
頭のスイッチを完全にオフにして、夜間は労働時間に含めない(時給換算しない)のもありです。

ゲストハウスの経営方法に決まりなんてありませんから、それが苦になるかどうかなんて、結局人それぞれなんですよね。
(「人それぞれ」という言葉を使ってしまうと、そこまでの話になっちゃうけど)

僕の場合は、心と体の両方が100%休まる時間を「自分で」つくらなかったことに大変さを感じたので、つまり自爆しただけです(笑)

大学キャンパスでサンタのコスプレの写真

だからまぁ、冒頭にも書きましたが今回の内容は、あくまで僕個人の感想にすぎませんので
「そういう風に考えてる人もいるんだね〜」くらいの、なんとなくな参考程度にしていただければと思います(^^)

ちなみに僕らが経営していた2ヶ月の間で、宿泊客が1人もいなかったのは1日だけでした*

・ぷち補足

たとえば「週末宿屋」というスタイルも僕ならありです。

月〜木曜は8:00〜17:00まで、普通にアルバイトして
1日8000円 ✕ 週4日 ✕ 4週間 = 給与12万8000円/月 を得る。

金曜15:00〜日曜15:00まで通しで宿をオープンする。

こうすることで生活にメリハリができて、心が休まる時間(月〜木曜の夜)と、最低限の生活費を確保できるようになります。

僕は No.2 ★

はい、続いての問題ですが、これは。。。

ただの嫉妬の話ですね。笑

僕だって一生懸命働いているのに、お客さんから見れば「オーナーが経営する宿」になるため、その評価?手柄?はオーナーに集中しているように思ってしまったんですよね~

それはそもそも僕自身が、そうなるような行動と考え方をしていたのが原因なんですけども・・・

(「今だから」自分のせいだと言えますが、当時は辛かったです)

この「No.2 問題」に関しては、同じような悩みをかかえている人もいらっしゃるかもしれませんし、
これを解決することに価値はあると思うので、あらためて個別に記事を書いてみようかな*

てことで書いてみました↓
ゲストハウス経営|副社長とかNo.2を務めてる人って超すごいと思った*

余談:学び

暗い話ばかりになってしまったので、「No.2であることで得られたこと」も書いてみます☆

それは、自分について より深く知れたことです。

まだまだ僕は承認欲求(人から認められたい欲求)が強く、
それはつまり「自分で」自分のことを(ステキな存在だと)認めることができていない、ということなんだと思います。

素人撮影の自分の写真

けれど、自分が辛いと感じた原因が わかってきたので、その対策も打てるはずです。

記事の趣旨からズレるので対策の詳細については書きませんが、簡単に言えば「自分をほめること」かな~

・ぷち追記

もしかしたら承認欲求を満たせたんじゃないかな〜と思えるような、驚くべき瞬間を体験したので記事にしてみました。

興味がありましたら~↓
生きる目的までも変えてしまう承認欲求について実体験を話します

まとめ

僕がゲストハウスの経営で大変に感じたのは

★休日なしで24時間営業していたこと

★自分がNo.2だったこと

・・・と 言っても、24時間営業(勤務)で休日がなかったのは、自分たちで そうした結果である。
(心身を休めるための工夫は いくらでもできます)

ただ、自分の労働の対価を「金銭的な利益」にフォーカスするのなら、自分が宿業(仕事)に拘束されている時間を、しっかりと時給換算していく必要があると僕は思っている。

(すると、かなり厳しい数字が浮かび上がってきた)

もちろんゲストハウス経営では「お金以外の大切なもの」も、たくさん得ることができる。

何を優先するのかは人それぞれだが、心地よく暮らすことができる「お金」と「やりがい」のバランスを考えることは、とても大切☆

それから、大変だと感じたからこそ「自分」のことをよく知れたので、それはそれで良かった*

はい、以上~
ゲストハウス経営における私的な苦労話、でした!

最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
今日が皆さんにとって よき日となりますように*